こんにちは
昨日に続き、上戸田地域交流センター「あいパル」で開催された「Pink Ribbon × Hula(ピンクリボン×フラ)」についてご紹介します。
昨日の投稿①では、乳がんを経験したママ友・正木由香さんのお話をご紹介しました。
今日は、もう一つ印象に残った「ブレストアートメイク」についてご紹介します。
【乳がんを経験した女性に寄り添うブレストアートメイク】
今回のイベントでは、医療アートメイク看護師として活動されている五十嵐桃子さんにお会いし、お話を伺いました。
皆さんは「ブレストアートメイク」をご存じでしょうか?
私自身、今回初めて詳しく知りました。
ブレストアートメイクとは、乳がんの手術などで失われた乳輪や乳頭を、専用の針と色素を使って描き、自然な見た目に近づける医療アートメイクです。
乳がんの治療では、乳房を全摘出したり、乳房再建をしても乳輪や乳頭が失われたままだったりすることがあります。
そうした女性たちが、ご自身の身体と向き合い、前向きな気持ちを取り戻すための選択肢の一つなのだそうです。
【実際に模型を見て驚きました】
会場には、ブレストアートメイクを施した乳房の模型や写真が展示されていました。
私も実際に模型を手に取って見せていただきましたが、乳輪や乳頭がとても自然で、本物のように立体的に見えることに驚きました。
色の濃淡や陰影によって、平面に描かれたものが立体的に見えるそうです。
そして何より印象に残ったのは、ブレストアートメイクが単に見た目を整えるためだけのものではないということです。
乳がんの治療によって身体が変化することは、患者さんにとって、身体的にも精神的にも大きな負担になると思います。
以前の自分の身体との違いに戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。
そんなとき、乳輪や乳頭の見た目を再現することが、少しでも自分の身体を好きになったり、自信を取り戻したりするきっかけになるのだと思います。
五十嵐さんのお話や活動からは、乳がんを経験した方が再び自分らしく、前向きに過ごせるようにという温かい思いが伝わってきました。
【治療後の人生にも寄り添う支援を】
会場には、乳がん手術後の方向けの補整下着やパッドなども展示されており、実際に手に取ることができました。
乳がんの支援というと、早期発見や治療に目が向きがちですが、治療後の生活や心のケアも同じくらい大切なのだと感じました。
病気になっても、その人らしく、安心して毎日を過ごせるように。
医療だけでなく、外見の変化や日常生活の困りごとにも寄り添う支援が必要だと思いました。
五十嵐桃子さん、貴重なお話をありがとうございました。
【戸田市でも30代からの乳がん検診支援を】
今回のイベントを通して、乳がんの早期発見から、治療中の子育て支援、治療後の心のケアまで、幅広い支援の必要性を改めて感じました。
私は2025年9月の戸田市議会の一般質問で、乳がん検診について取り上げました。
現在、戸田市の乳がん検診は40歳以上の女性が対象で、検査方法はマンモグラフィーのみとなっています。
私は市民の皆さんから寄せられた声をもとに、
① 乳がん検診の対象年齢を30歳以上に引き下げること
② マンモグラフィーに加え、超音波検査(エコー)も導入すること
この2点を市に強く要望しました。
残念ながら、現時点では実現していません。
乳がんは40代・50代だけでなく、30代の若い世代でも発症する可能性があります。
若い世代や子育て世代の多い戸田市だからこそ、30代への検診支援や超音波検査の導入について、医学的な根拠も踏まえながら、引き続き行政に働きかけてまいります。
また、乳がんを経験された方やそのご家族が、治療中も治療後も安心して暮らせる戸田市を目指していきたいと思います。
https://miyauchisoko.com/2025/09/12/【戸田市議会で「乳がん検診」について一般質問/