こんばんは
今日は、上戸田地域交流センター「あいパル」で開催された「Pink Ribbon × Hula(ピンクリボン×フラ)」に参加しました。
私自身も40代となり、乳がんは決して他人事ではないと感じています。
私の身近にも乳がんに罹患された同世代の友達や知人が少なくなく、私たち女性にとって、乳がんは決して遠い病気ではありません。
日本では女性の約9人に1人が乳がんに罹患するといわれています。
私は2025年6月の戸田市議会の一般質問でも、「30代の若い世代の女性への乳がん検診支援の拡充」を訴えました。
今回のイベントでは、お二人のお話を伺い、多くのことを考えさせられました。2回に分けてご紹介します。
【乳がんを経験したママ友・正木由香さんのお話】
イベントに出演していた正木由香さんは、私の次男が幼稚園に通っていた頃、子ども同士が同じクラスだったママ友でもあります。
由香さんが乳がんと診断されたのは、お子さんが幼稚園の年中の頃で、右胸の全摘出や、抗がん剤治療という大変な経験をされました。
当時は病気について深くお話しする機会はありませんでしたが、あれから5年が経ち、今回改めて詳しくお話を伺うことができました。
特に印象に残ったのは、「一番大変だったのは、治療と子育ての両立だった」というお話です。
病院に通うだけでも何時間もかかり、体力的にもつらい中、小さなお子さんの預け先を探すことが本当に大変だったそうです。
近くに頼れる実家もなく、唯一の支えは旦那さんだったそうで、仕事をしながら家事も育児も担い、由香さんのケアまでしてくれたそうです。
「自分も大変だったけれど、一番大変だったのは主人だったと思う」
その言葉が心に残りました。
私自身も、2人目の妊娠中に切迫早産で約1か月間、緊急入院した経験があります。
小さな子どもがいる中で母親が突然動けなくなると、夫が仕事も家事も育児も一人で背負うことになります。夫はすぐにキャパオーバーになりました。
その大変さを身をもって経験したからこそ、由香さんのご家族全員がどれほど大変だったのか、胸に迫るものがありました。
由香さんは、「患者本人だけでなく、支える家族も支援してほしい」とお話しされていました。
本当にその通りだと思います。
お母さんが病気になっても、安心して子どもを預け、治療に専念できる環境や、患者さんを支えるご家族も孤立せず、必要な支援を受けられる仕組みが大切だと感じました。
【子育ての疲れなのか、病気なのか分からなかった】
もう一つ、とても印象に残ったお話があります。
由香さんは、ご自身で胸のしこりを発見し、乳がんが見つかったそうです。
その前から非常に疲れやすかったものの、子育てや仕事で慌ただしく、「育児の疲れかな」と思っていたそうです。
小さな子どもを育てていると、毎日を乗り切るだけでクタクタですし、精一杯です。睡眠不足や疲労、精神的な余裕のなさは、子育て中のお母さんなら共感する方も多いと思います。
子育ての疲れなのか、病気によるものなのか、当時は区別がつかなかったというお話に、私も深く共感しました。
母親は子どもや家族を優先し、自分の健康を後回しにしがちです。
私も子どもが小さい頃は、自分の健康診断を後回しにして、何年間も受けられなかった時期があります。
だからこそ、若い世代のお母さんたちにも、自分の身体に目を向けるきっかけが必要だと感じました。
【自分の経験を、誰かのために生かしたい】
由香さんは、周囲が病気のことを聞くのを遠慮することもあるけれど、自分の経験を積極的に伝えていきたいとお話しされていました。
つらい経験を人前で語ることは、きっと勇気のいることだと思います。
それでも「自分の経験が誰かの役に立てば」という思いで、笑顔でお話しされる姿が本当に印象的でしたし、すごいことだなぁ、と心から尊敬します。
身近なママ友のお話だからこそ、改めて自分の健康と向き合う大切さを感じました。読んでくださった方にも、ぜひご自身の身体を大切にしていただきたいです。
戸田市の乳がん検診は現在40歳以上が対象ですが、私は2025年6月議会で「30代への検診支援」も要望しました。
小さな子どもを育てながら乳がんと向き合う方が、私の身近にもいらっしゃいます。
まだ実現には至っていませんが、30代の若い世代にも適切な検診や乳房の健康に関する情報が届き、必要なときに受診できる環境を整えていきたいと思います。
病気と子育てを両立する方や、ご家族への支援についても改めて考えていきたいです。
由香さん、本日は貴重なお話を本当にありがとうございました。
これからも戸田市において、30代を含む若い世代への乳がん検診支援の実現を目指してまいります。
続いて、その②では、ブレストアートメイクについてご紹介します。(明日に続きます)