活動報告

【8月31日 市内保護者からの問い合わせメール】

(昨年9月議会で私が一般質問をした戸田公園駅前行政センター3階の子育て一時預かりの件について問い合わせをいただきました)

【8月31日 市内保護者からの問い合わせメール】
(昨年9月議会で私が一般質問をした戸田公園駅前行政センター3階の子育て一時預かりの件について問い合わせをいただきました)
こんにちは☺️
最近は宮内そうこホームページから子育てに関する問い合わせが相次いでいます。大変嬉しいことですが、担当課にヒアリングした後にご返信させていただきますので、返信までしばらくお待ちください🙇‍♀️
「お問い合わせ内容: 現在6ヶ月になる息子を抱えています。出産してから初めて知るしんどさばかりです。戸田市は一時保育について満一歳から1時間700円ですが、東京は0歳から預けられるところもありますし、利用料も500円です。シッター補助がある区もあります。なぜ1歳からにしてるのか気になります!
また全部のサービスについて、前日までに営業時間内に電話予約(案内は紙ベース)もしくはHPにPDFで貼られてるっていうのが本当に利用しづらいですよね…。統括したweb予約システムが無くて衝撃的でした。」
この相談内容やご意見は、まさに私も同じように感じていて、また金野ももこ県議からも同じご意見をいただいたことから、昨年の9月議会にて一般質問をさせていただきました。まだ私が一般質問でした提案(WEB予約システムの件)は実現していませんので、改めて担当課に訴えていき、さらなる使い勝手の向上を目指していきたいと思います。
以下、昨年9月議会の一般質問の内容となります。この相談者様のご意見とほとんど重なります!やはり、多くの保護者が不便に感じていることを改めて実感しましたので、引き続き取り組んでまいります!
2021年9月議会一般質問(宮内そうこ)
次の一般質問は、戸田公園駅前行政センターの一時預かりについてです。
 戸田公園駅に直結した駅前行政センターの3階には子育て広場があります。この子育て広場に併設されている一時預かりは、利用に当たっては事前に予約が必要で、市内在住の1歳から小学校就学前までの子供を預けることができます。さらに、理由を問わずに利用することができる点が大きなメリットで、特別な理由がなくても、ちょっと買物に行きたい、歯医者や美容院に行きたい、子育てに疲れたから少し子供と離れてリフレッシュしたいといった理由でも利用することができるため、子育て中の保護者にとっては気軽に子供を預けることができる一時預かりの場所として利用する方もとても多いと伺っております。利用時間は、平日の午後1時から7時までとなり、利用料金は1時間500円です。しかしながら、現在は新型コロナウイルス感染症拡大のため、利用時間を短縮して実施しており、預かり時間は1人1回当たり原則最大2時間までとなっていて、受入れ人数は同一時間帯に3人までに制限されています。コロナ以前のときは利用時間が最大で6時間まで、同一時間帯に最大6人まで受け入れたことを考えますと、現在では利用条件が制限されていることが分かります。そして、初めて利用する方は、利用希望日前日までに親子で来室して、手続を経てから予約する流れとなりますが、2回目以降の利用に当たっては、利用希望日の前日までに電話で予約することができます。実際に利用したことがあるママ友達や知り合いからは、戸田公園駅に直結していて場所もよく便利なため預けやすいといった声や、子育てで本当に疲れてしまって限界を感じていたときに子供と少しの時間離れることで心身ともにリフレッシュができてすごく救われたといった感想を聞きました。
 しかしながら、ここ最近では、いつ電話をしても空きがある、とてもすいているといった声も届いています。それには、新型コロナウイルス感染拡大の影響も考えられ、市の担当者からもコロナの感染状況が厳しい現状下においては、事業の中で感染者を出さないように可能な限りの工夫をしながら何とか継続をしているような状況ですという大変厳しいことを伺っております。このような厳しい状況の中でも、感染対策を徹底しながら人数制限や様々な工夫をして、何とか子育て中の保護者のために子育て広場の一時預かりを継続してくださっていることや、職員さんたちの御負担と御苦労に対しまして心から感謝を申し上げます。
 このような背景も踏まえまして、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
 (1)コロナ前の利用状況と現在のコロナ禍での利用状況について伺う。
 (2)利用時間は午後1時から7時までだが、午前中に預かりをしていない理由について伺う。
 (3)コロナ禍であるため、預かり時間が原則2時間とのことだが、2時間とした理由について伺う。
 (4)現在の予約制度では利用希望日の前日までに電話で予約することができるが、最近の空き状況を考えると、空きがある場合には当日の受入れも可能にしたほうが利用率も上がり、当日利用したい方にとっても助かることが多く、さらに便利になるのではないかと考える。市の見解を伺う。
 (5)電話予約のみでなく、インターネットでも予約することはできるか、お伺いいたします。
◎こども健やか部長  議長。
○議長  こども健やか部長。
◎こども健やか部長  件名2の戸田公園駅前行政センターの一時預かり、(1)コロナ前の利用状況と現在のコロナ禍での利用状況についてお答えいたします。
 コロナ禍以前の2か年の年間利用者数を申し上げますと、平成30年度は延べ647人、開室日の1日当たり平均利用者は2.65人、令和元年度は延べ575人で1日の平均利用者数は2.4人でした。これに対し、コロナ感染が拡大した令和2年度は市民の利用控えもあり、また、受入れ人数を制限したことで利用者数は延べ265人、半数以下の利用にとどまり、1日当たりの利用者数も1.2人となっております。
 次に、(2)午前中に預かりをしていない理由についてお答えいたします。
 戸田公園駅前行政センターは、施設内に調理等の設備がなく食事の対応を行えないことから、一時預かりは午後1時から7時までとしております。なお、市内にはこれ以外の一時預かりとして保育園に併設されたものが公立保育園で3園、民間保育園で9園、合計12園で実施し、1日の一時預かり定員は116人分を確保しております。こちらは午前8時半から午後5時まで、給食を含めた対応が可能となっておりますので、ニーズに応じた利用場所の選択をしていただければと考えております。
 次に、(3)コロナ禍において、預かり時間を原則2時間とした理由についてお答えいたします。
 感染拡大により不要不急の外出自粛が求められている中、感染リスクをできるだけ回避するため、日常の買物などの必要最小限の所要時間を考慮し、1回につき原則2時間といたしました。しかし、事前の相談により、やむを得ない場合は2時間を超えてのお預かりの延長対応も行っております。
 次に、(4)当日の受入れについてお答えいたします。
 お預かりの手続として、初回御利用の際には事前に親子で来室していただき、発育発達や健康状態、日頃の生活状況、配慮すべきことなどの確認をして登録手続を行います。2回目以降では、事前に登録内容や利用記録等を確認し、保育士間でお子様の情報を共有して受入れの準備を行っております。これらの準備をしっかり行うことがお子様を安全にお預かりできる体制づくりに必要なことと考えておりますので、引き続き前日までに保護者と合意を行う現在の手続を継続してまいります。
 次に、(5)インターネットによる予約についてお答えいたします。
 予約の際には日時の予約だけでなく、現在のお子様の状況等を確認する必要があることから、電話、または来室による直接保護者と応対した上での予約としております。インターネット予約については、お子様をお預かりする際の安全面と保護者様の利便性を、総合的に勘案しながら研究していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
◆4番(宮内そうこ議員) 議長。
○議長  宮内議員。
◆4番(宮内そうこ議員) 御答弁ありがとうございました。
 質問1への御答弁で、コロナ禍においてやはり市民の方が利用を控える動きもあり、利用者が最近では特に減っていることが分かりました。
 質問2の御答弁では、施設に調理設備がなく、食事の対応を行えないことから、午後からの利用開始になっていることも理解できました。
 質問3の御答弁では、感染リスクをできるだけ回避するために預かり時間を原則2時間としているけれども、事前の相談によっては延長対応も行っているというお答えをいただきました。これに関しましては、コロナの感染が厳しい状況下においては、事業の中で感染者を出さないように可能な限りの工夫をしながら何とか継続しているような状況であり、やむを得ないことも十分に理解できますが、実際に利用した方からは、戸田公園駅から少し離れた地域に住んでいるので、送り迎えの時間も含めると2時間では少し時間が足りないといった声や、3時間ぐらいあるともっと助かるし、より利用がしやすいといった御意見も届いています。2時間で用事が済む方はもちろん原則2時間でも十分かと思いますが、もし預かり時間をあと1時間長くして3時間に延長すると、できることにも大分大きな違いがあると思います。先ほど述べました歯医者や美容院以外にも、ホームページには就職活動にも御利用いただけますと記載されており、例えば少し離れたところに説明会や面接に行くといった場合には、2時間では少し足りないように思います。また、戸田公園駅から少し離れた場所に出かける場合にも、移動時間や送迎時間などを考慮しますと、もう少し延長できると助かる方も多いと思います。ホームページにも原則2時間と記載されていますし、感染防止の観点からも十分に理解できますが、状況によっては延長の対応も可能ですといった分かりやすいものをホームページ上でも記載してくださいますと、利用者はより安心して利用できますし、より親切に感じられると思います。もし可能でしたらホームページ上でそのような記載も加えていただけますよう、よろしくお願いいたします。
 質問4の御答弁では、不特定多数の子供を預かるという一時預かりの特性から、事前の準備や情報共有が重要であり、安全に子供を預かる体制の徹底のために当日の預かりは受け入れていないということを理解しました。
 質問5に関しては、原則は電話や対面での予約とするけれども、インターネット予約については子供の預かりの安全面と保護者の利便性を考慮して、今後研究していってくださるとの御答弁をいただきまして、ありがとうございました。インターネット予約システムの導入の御検討もぜひよろしくお願いいたします。
 コロナの前から現在のコロナ禍に至っても、多くの利用者の方々がこの子育て広場をとても頼りにしており、子育て広場に預けることで、とても多くの方々が助けられているのではないかと感じております。私も子育て中に数時間だけちょっと子供を預かってもらえたら助かるなと思う場面がたくさんあります。特にまだ子供が小さくて保育園にも幼稚園にも通っていない乳用時期の子育てでは、24時間365日子供と離れる時間がなく、ほんの少しの時間、子供と離れてリフレッシュすることは、毎日前向きな気持ちで子供と向き合うためにも、そして突発的な虐待を防ぐという観点からも、とても大事なのではないかと思います。通常の子育てであっても、日常生活で大きな負担を感じることも多い中、コロナ禍での子育ては通常の子育てよりも様々な制限による保護者の孤独感や疲労感が多いことは容易に想像がつきますし、親子の遊び場も長期にわたって制限や閉鎖が続いており、感染予防のために友達や親戚とも気軽に会うこともできず、気分転換がしづらいような状況が長期的に続いており、家に閉じ籠もって密室育児を余儀なくされているという、とても心配な子育ての状況が続いています。先日のニュースで児童虐待が増えていることを知りましたが、長引くコロナ禍における保護者の心身の限界も大きな要因なのではないかと思います。
 一方で、様々な感染防止対策を講じながら、一時預かりの運営を継続してくださっていることをとてもありがたく思いますし、利用を制限せざるを得ないことは大変心苦しいことだと思います。このような状況の中で一時預かりは保護者にとって大きな救いの場となっていると思いますし、コロナ禍での育児ストレスから起こり得る虐待の防止にも大きな役割を果たしているのではないかと思います。大変な状況が続きますが、引き続き子育て中の保護者に対して柔軟で親切な御対応をしてくださいますと大変ありがたく思います。これからも一時預かりの利用者にとって、より利用しやすい環境の整備をよろしくお願いいたします。
 これで本日の私の一般質問を終わりにさせていただきます。ありがとうございました。
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