埼玉県内ではいま、「朝の子どもの居場所づくり」が広がっています。すでに7つの自治体で導入が進み、東京都では当たり前の支援になりつつあります。
一方で、戸田市ではまだ実現していません。
私はこれまで戸田市議会で2回にわたり、この事業の導入を要望してきましたが、現在は「調査・研究していく」という段階にとどまっています。
ここで知っていただきたいのが、「朝の小1の壁」です。
保育園では朝7時から預けられたのに、小学校に入ると登校は8時前後であり、このわずかな時間のズレが、働く家庭にとって大きな負担になります。
その結果、親が子どもより先に家を出て、まだ小学1〜2年生の子どもが、ひとりで鍵を閉めて登校するという現実が生まれています。そして「いってらっしゃい」と見送れないまま出勤するつらさや不安を多くの保護者が抱えています。
実際に、「朝、子どもを残して出勤することに抵抗があり、フルタイムに戻れず時短勤務のまま」という保護者の声も届いています。これは一部の家庭の問題ではなく、誰もが直面しうる社会的な課題です。
市の答弁のように時間をかけた丁寧な検討は必要ですが、子育ては待ったなしです。調査を待つ間にも、子どもたちは毎朝ひとりで登校し、保護者は葛藤の中で家を出ています。
だからこそ大きな制度でなくても、まずは1校からでも試行的に始めることが大切だと考えています。実際に他の自治体では工夫しながら実現されています。
子どもが安心して朝を過ごせる場所があれば親も安心して働くことができます。子育ても仕事も、どちらも諦めなくても良い社会のために、この「朝の居場所づくり」の実現に向けて、これからも粘り強く取り組んでまいります。
ぜひ皆さんの声もお聞かせくださいね。