活動報告

【戸田市のゲリラ豪雨から一夜|市民の声から見えてきた課題と今後に向けて|埼玉県戸田市】 戸田市議会議員 宮内そうこ

こんばんは🌝
昨日の投稿後、市民の皆さまから多くの情報をお寄せいただき、市内の広い範囲で被害が発生していたことが分かってきています。
情報提供ありがとうございました。
また、今回の豪雨で被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
戸田市では、今回の大雨による「り災証明書」「被災証明書」等の申請受付も始まっていますので、詳しくは市ホームページをご確認ください。
戸田市「り災証明書・被災証明書」について⁠
私自身も昨日は改めて水害の怖さを実感し、夜になってもその光景を思い出すほどの恐怖でした。
昨日は「あいパル」での活動を終えて帰宅する途中、わずか10~20分ほどで道路の水位が一気に上昇し、膝上まで水に浸かる状況となりました。引き返すにも引き返せず、戸田公園駅に向かいましたが、戸田公園駅東口にたどり着くまでの浸水が深くてとても怖かったです。
子どもの頃から戸田市に住んでいますが、ここまで短時間で状況が一変してしまう恐怖を身をもって感じたのは、台風19号の時以来です。
また今回のようなゲリラ豪雨は、台風のように数日前から進路や規模を見通すことが難しく、突然激しい雨が降り始め、ほんの短時間でいつもの道路が全く違う景色になってしまいました。
■北大通り雨水貯留管はどう機能したのか
今年3月に完成した「北大通り雨水貯留管」は、北大通りの地下約920mにわたる巨大な管で、約26,000㎥、25mプール約86杯分の雨水を一時的に貯めることができます。
菅原市長のSNSでの発信からも、今回の稼働状況について報告があり、15時30分頃にはほぼ空だった貯留管が、17時過ぎには満水となったとのことです。2時間足らずで、約26,000㎥もの雨水を受け止めたことになります。
北大通り周辺の浸水軽減には一定の効果があったと考えられる一方で、この貯留管だけで戸田駅周辺や市内全域の雨水を処理できるわけではないということも、改めて確認しました。
今回の豪雨は、これまで進められてきた対策の効果と同時に、それだけでは対応しきれない新たな課題も見えてきたのではないかと感じています。
そして、市民の皆さまから寄せられた多くの情報を確認する中で、私が特に課題だと感じたことが2点あります。
■①冠水道路への車両進入をどう防ぐか
今回も、水位の深い道路に車が進入し、動けなくなる事例が発生しました。2年前の集中豪雨でも、同じような場所で同様のことが起きています。
過去の水害を振り返ると、「冠水しやすい道路」はある程度見えてきています。
今回、市の職員さんや警察の方々も現場に駆けつけ対応してくださいましたが、ほんの10分、20分という短時間で市内各地の道路が一斉に冠水する中で、すべての場所にすぐに人が駆けつけて交通整理することは難しいと感じました。
2年前にも同じ課題について金野桃子県議とも連携してきましたが、この課題について本日、改めて金野県議とも話し合いました。
今後できる対策の案として、例えばですが、過去の冠水履歴や浸水センサーを活用し、一定の水位を超えた場合には、行政が地域の事業者などとも連携し、危険な道路への車両進入を早期に防ぐ仕組みがつくれないかと考えます。これは一例ですが、引き続き、金野県議とも連携して取り組んでいきたいと思います。
■②これまで想定していなかった浸水への備え
昨日、私がいた「あいパル」でも17時頃には水が建物内に入り始め、職員の皆さんがドアマットなどを使い、懸命に水の侵入を防いでいました。私も机を運んだりお手伝いさせていただきましたが、これまで想定していなかった浸水だったとも伺っています。
市民の方からも「今まで水が入らなかった店舗に浸水した」「公共施設で雨漏りが起きた」「台風19号以来、マンションのエントランスに水が来た」など、さまざまな情報が寄せられています。
今回を機に、公共施設をはじめ、これまで浸水を想定していなかった場所についても、改めて浸水・雨漏りへの備えや施設の対策を点検する必要があると感じました。
自然災害のすべてを防ぐことは難しくても、今回起きたことを一つ一つ検証し、次に同じような豪雨が起きた際の被害を、少しでも減らすためにできることを考えて、今後に繋げていきたいと思います。
明日からは戸田市議会9月定例会がスタートします。
市内各地域の状況を改めて情報共有し、議会全体でも今回の豪雨について検証しながら、今後の対策に取り組んでまいります。
※画像1枚目は私自身が帰宅途中に撮影した冠水の様子、2枚目はあいパルでの浸水対応の様子、3枚目の動画は市民の方からご提供いただいたものです。
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