【5月4日「デイサービス」(通所介護)で1日職業体験をさせていただきました(前編)】
こんばんは
今日は知り合いが経営している「デイサービス」で、丸1日の職業体験をさせていただきました。
市議会議員に当選させていただいて以来、子育て政策や教育の分野には力を入れて取り組んできましたが、
その一方で、高齢者や介護に関する政策は常に知識不足を感じていました。
というより、知識としては持っていても、私自身に介護経験がなく、高齢者の困りごとや介護の悩みなどをもっと身近に感じられるようになりたいとずっと思っていました!!
昔からの知り合いに「デイサービス」を10年以上前から経営している知人がいて、「ぜひ職業体験をさせて欲しい!!」と前からお願いしていたのですが、コロナが長引いて感染の不安もあり、なかなか実現が叶わなかったのですが、ついに本日、職業体験をさせていただくことができました
今日は本当に貴重な体験をさせていただき、色々と思ったことや書きたいことが多すぎますので、前編と後編に分けて記事を書かせていただきます!
(ぜひ興味のある方は後編までご覧くださいね!)
ご存じかもしれませんが、「デイサービス」(通所介護)とは、要介護認定を受けた方が自宅での生活を続けていけるように、身体機能の維持・向上を目指し、機能訓練をしたり、他者との交流を通して社会的孤立感の解消や認知症予防を図るところです。 また介護者(家族)の身体的・精神的負担の軽減も目的とされています。
また「デイサービス」の利用条件としてもっとも重要なのが、要介護認定を受けているという点です。デイサービスはあくまでも介護保険サービスであり、65歳以上の第1号被保険者や、40歳以上64歳以下で規定の特定疾患に該当する第2号被保険者として、要介護認定を受ける必要があり、そのため要介護1以上の認定が必要となります。
(※仮に要支援1~2の場合でも、市町村ごとの介護予防・日常生活支援総合事業として同等のサービス利用が可能だそうです。)
今日の職業体験の1日のタイムスケジュールなのですが、私が訪問したデイサービスでは、
①朝9時過ぎには送迎車で全ての利用者様(22名)のご自宅まで迎えに行き、介護事業所に集まり始めます。
②午前中には利用者様(22名)の入浴介助が行われました。
※デイサービスでは「入浴介助加算」といって、入浴時に観察を含む利用者の介助をおこなうサービス時に料金が追加され、入浴加算も介護保険の適用となっています。また入浴介助は、ヘルパーさんにとってとても重労働であり、転倒などないように責任重大です。
③12時頃にはお昼ご飯です
※お昼ご飯は利用者のみなさんとても楽しみにしていました。ご飯はデイサービスの事業所で用意しており、お弁当とみそ汁は業者さんに依頼しているそうです。私もお味噌汁をよそったり、配膳のお手伝いをさせていただきました。
④午後からはクイズやカラオケなどの楽しいレクリエーションが行われました。そのあと15時頃には「おやつ」を食べて、16時40分には全ての利用者様をご自宅まで送迎車で送り届けます。
※午前中は入浴介助でバタバタと慌ただしい雰囲気でしたが、午後からはレクリエーションが中心で、みなさんとても楽しい雰囲気でした。
長くなりますので、後編に続きます!!