May 4, 2023

宮内そうこのデイサービス職業体験

【5月4日「デイサービス」(通所介護)で1日職業体験をさせていただきました(後編)】

【5月4日「デイサービス」(通所介護)で1日職業体験をさせていただきました(後編)】こんばんは「デイサービス」職業体験の後編になります!なぜ私が「デイサービス」で職業体験をしたのか?ですが、繰り返しますと、市議会議員に当選させていただいて以来、子育て政策や教育の分野には力を入れて取り組んできましたが、その一方で、高齢者や介護に関する政策については常に知識不足を感じていました。私自身には介護経験がないのですが、実際に介護の現場で体験させていただくことで、高齢者の困りごとや介護の悩みについても、もっと身近に感じられるようになりたい!とずっと思っていました。昔からの知り合いにデイサービスを10年以上前から経営している知人の方がいて、ずっとお願いしており、ついに職業体験が実現できました!前編ではデイサービスについて概要を紹介しましたが、後編では私自身が介護を体験した率直な感想を書きたいと思います。まず「デイサービス」について私が抱いていたイメージですが、私の祖母もデイサービスに通っているのは見ていましたが、実際にはどんな場所なのか、あまりイメージが湧かず、ずっと気になっていました。本日もデイサービスで実際に働かれているスタッフさんから色々と現場のお話を聞く機会がありましたが、介護の業界は、3K(きつい、汚い、危険)と言われており、なかなか人手が集まらず、常に人材不足だそうです。私自身も介護業界と聞くと、「スタッフさんは、とにかく重労働で大変そうだし、体力的にもきつそう。」と思っていたのですが、実際に朝のお迎えから夕方の見送りまで、丸1日の職業体験をさせていただき、ずっと立ちっぱなしで次から次へとやることがあり、素直な感想としては、やっぱりイメージ通り、本当に大変なお仕事でした。また本日が初めての体験ということもあり、トイレの排泄介助や、お風呂の介助など、責任が重く難しい部分に関しては今日は体験はさせていただけなかったのですが、(経験が必要であり、高齢者の転倒など責任も重大なため)、そういったトイレ介助や入浴介助を担当しているスタッフさんを間近で見ていて、本当にいちばん大変な部分ではないかと感じました。また利用者の皆さんに対しても、こまめにお茶を淹れたり、「水が飲みたい」「寒いから上着を着せて欲しい」「ソファで横になりたい」「トイレに連れて行ってほしい」などなど、それぞれのご要望にスタッフ一同で対応しつつ、その合間には、お昼ご飯の準備でお味噌汁やご飯などの配膳や片付けをしたり、入浴介助でお風呂をあがった利用者様の髪を一人一人、ドライヤーで乾かして櫛でとかしたり、と、やることは次から次へと山のようにありました。少ない人数のスタッフさんで、数多くの仕事をこなさなければならず、私も含めてスタッフさんは誰一人として、息つく暇もありませんでした。また高齢の利用者様が多いため、歩行中の転倒には細心の注意を払わなければならず、一人では歩けない方は一緒に腕を組んで支えながら歩いたり、食事が喉に詰まらないようにと気をつけたりと、あらゆる場面で気を遣い、全てにおいて想像を上回る大変さでした。ですがその一方で、大変なだけではなく、とても楽しいこともたくさんありました!!!(これは今日のいちばんの発見でした!)この楽しさの部分は私も体験して初めて分かったことですので、本当に今日は職業体験してよかったです。(私のようにたまに体験するのと、日々、介護に携わっていらっしゃる方では、ここは違うと思います)スタッフの皆さんは重労働であり、常にやることが山のようにあり、見ていて本当に大変そうなのは間違いないのですが、そんな大変な状況の中でも、やりがいや誇りを持ってお仕事されており、スタッフさん自身も利用者のみなさんとの交流を楽しもうとしているのが現場で見ていて伝わりました。(その一方では離職率も高い業界でもあり、合わない方はすぐに辞めてしまうそうです。そういった厳しい現実も感じました。)あとはこれも驚いたのですが、何よりも、利用者の方々が「帰るのがさみしい」「帰りたくない」「明日もまた来たい」と話していて、デイサービスの事業所の中は明るい笑い声で溢れていて、利用者のみなさんの多くは本当に本当に楽しそうでした!!こんなにも利用者の皆さんが、デイサービスに通うことを心待ちにしながら楽しみにしていることは私も知らなかったので、とても驚きました。私がお風呂のあとドライヤーで髪を乾かし、櫛で髪をとかしていると「ありがとう。こんなに優しくしてもらって幸せだよ。」と皆さんお礼を言ってくださり、涙を流す利用者様もいらっしゃり、私も思わず涙ぐんでしまいました。初めて来た私のことも、皆さんとても可愛がってくださり、優しい利用者さんが多かったです(これも他のスタッフさんから聞いた話ですが、うまく行く日ばかりではなく、トラブルがあったりと大変な時は本当に大変だそうです。)帰りのお別れの際には、「宮内さん、またぜひ来てね!待っているよ。」「宮内さん、次はいつ来るの?」と沢山の方々が声をかけてくださり、私もとても幸せな時間を過ごさせていただきました。またぜひ近いうちに、今日の事業所でお手伝いさせていただけたらと思います!今日は本当に貴重な体験をさせていただきまして、本当に勉強になりましたし、ありがとうございました。スタッフさんも最後に「宮内さんはただ見ているだけじゃなく、一生懸命に働いてくれて驚いたし、助かりました!服装からして朝からやるき満々だったしね!」と笑って言ってくださいました次回に行く時には、もっと勉強をして、さらにお役に立てるように頑張ります!!

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宮内そうこデイサービス職業体験

【5月4日「デイサービス」(通所介護)で1日職業体験をさせていただきました(前編)】

【5月4日「デイサービス」(通所介護)で1日職業体験をさせていただきました(前編)】こんばんは今日は知り合いが経営している「デイサービス」で、丸1日の職業体験をさせていただきました。市議会議員に当選させていただいて以来、子育て政策や教育の分野には力を入れて取り組んできましたが、その一方で、高齢者や介護に関する政策は常に知識不足を感じていました。というより、知識としては持っていても、私自身に介護経験がなく、高齢者の困りごとや介護の悩みなどをもっと身近に感じられるようになりたいとずっと思っていました!!昔からの知り合いに「デイサービス」を10年以上前から経営している知人がいて、「ぜひ職業体験をさせて欲しい!!」と前からお願いしていたのですが、コロナが長引いて感染の不安もあり、なかなか実現が叶わなかったのですが、ついに本日、職業体験をさせていただくことができました今日は本当に貴重な体験をさせていただき、色々と思ったことや書きたいことが多すぎますので、前編と後編に分けて記事を書かせていただきます!(ぜひ興味のある方は後編までご覧くださいね!)ご存じかもしれませんが、「デイサービス」(通所介護)とは、要介護認定を受けた方が自宅での生活を続けていけるように、身体機能の維持・向上を目指し、機能訓練をしたり、他者との交流を通して社会的孤立感の解消や認知症予防を図るところです。 また介護者(家族)の身体的・精神的負担の軽減も目的とされています。また「デイサービス」の利用条件としてもっとも重要なのが、要介護認定を受けているという点です。デイサービスはあくまでも介護保険サービスであり、65歳以上の第1号被保険者や、40歳以上64歳以下で規定の特定疾患に該当する第2号被保険者として、要介護認定を受ける必要があり、そのため要介護1以上の認定が必要となります。(※仮に要支援1~2の場合でも、市町村ごとの介護予防・日常生活支援総合事業として同等のサービス利用が可能だそうです。)今日の職業体験の1日のタイムスケジュールなのですが、私が訪問したデイサービスでは、①朝9時過ぎには送迎車で全ての利用者様(22名)のご自宅まで迎えに行き、介護事業所に集まり始めます。②午前中には利用者様(22名)の入浴介助が行われました。※デイサービスでは「入浴介助加算」といって、入浴時に観察を含む利用者の介助をおこなうサービス時に料金が追加され、入浴加算も介護保険の適用となっています。また入浴介助は、ヘルパーさんにとってとても重労働であり、転倒などないように責任重大です。③12時頃にはお昼ご飯です※お昼ご飯は利用者のみなさんとても楽しみにしていました。ご飯はデイサービスの事業所で用意しており、お弁当とみそ汁は業者さんに依頼しているそうです。私もお味噌汁をよそったり、配膳のお手伝いをさせていただきました。④午後からはクイズやカラオケなどの楽しいレクリエーションが行われました。そのあと15時頃には「おやつ」を食べて、16時40分には全ての利用者様をご自宅まで送迎車で送り届けます。※午前中は入浴介助でバタバタと慌ただしい雰囲気でしたが、午後からはレクリエーションが中心で、みなさんとても楽しい雰囲気でした。長くなりますので、後編に続きます!!

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