【4月13日文教建設常任委員会の市内視察】
こんにちは、宮内そうこ です。
本日は、文教建設常任委員会の年間活動テーマに沿って、戸田市内の施設見学に行きました。
午前中に給食センターに行き、給食を作っている調理室をガラス越しに見させていただき、その後、給食の試食を美味しくいただきました。
調理場内は、汚染作業区域と非汚染作業区域を明確に分けており、食材の受け渡しをパススルー冷蔵庫やパスカウンターという動線上で行い、人ではなく食材のみが移動するように工夫されており、食品の衛生管理が徹底されている印象でした。 調理機器なども、食器やトレイなどの洗浄機がたくさんあり、洗浄後は消毒保管庫で保管され、衛生面に関しては細心の注意を払っていることを感じました。
現状の課題としましては、戸田市の急速な児童生徒増に対応するための給食対応が大変であることや、給食センターが建築後10年目を迎え、経年劣化による設備の不具合が増加していることなどがあげられました。また、昨年からのコロナにより、和気あいあいと給食を食べるのではなく子供たちがひとりで孤独に食べているせいか、昨年度は食べ残しが増えているとお聞きし、孤食によって食べる量にも影響が出ていることも感じました。
栄養士さんや職員さんのお話も聞かせていただくことができまして、朝7時くらいから32名の調理員さんが調理を開始し、栄養面や彩りに工夫しながら、毎日約6000食もの給食を作り、学校ごとにトラックに積み込み配送し、配送が終わったら次の日の給食のために調理器具の消毒洗浄をするというお話を伺いました。
戸田市の子供たちが喜んで食べている美味しい給食は、多くの職員さんが携わってくださっていることを身をもって感じました。感謝の思いとともに、給食センターの課題を解決していけるように、委員会で今後も引き続き話し合っていきたいと思います。
給食も、野菜たっぷり栄養バランス満点で、味もとても美味しかったです!ごちそうさまでした。
その後、戸田市立図書館と郷土博物館を視察して、最後に委員会のメンバーで視察の検証をして、15時過ぎに閉会しました。
引き続き、今後も戸田市内の視察と検証を続けていきたいと思います。
本日は、お忙しい中、私たち委員会の視察のために、多くの施設職員の皆様や、議会事務局の方々にご協力いただきまして、ありがとうございました。