こんばんは
戸田市文化会館で開催された「NHKのど自慢」は見どころ満載でしたね♪
9月9日の戸田市議会の一般質問テーマ④では、複数の悩みを抱える方への相談支援と、コミュニティソーシャルワーカーについて質問しました。
私たちの人生では、子育てをしながら親の介護をしたり、親の病気と子どもの不登校が重なったり、生活困窮とひきこもりの家族がいたりと、いくつもの悩みを同時に抱えることがあります。
人の生活や悩みは、「子育て」「介護」「病気」「障がい」「仕事」と、きれいに分けられるものではありません。
一方で、行政にはそれぞれ専門の窓口があるため、一人の方が何か所も窓口を回り、そのたびに事情を最初から説明しなければならないことがあります。
今回の質問のきっかけも、市内で子育てをされている、あるお母さんとの出会いでした。
お子さんが幼少期に「若年性特発性関節炎(JIA)」という希少な病気を発症され、保育園、教育センター、自分の就労、補助金、障害福祉など、いくつもの窓口に相談を重ねてこられました。
当時は市内でも前例がほとんどなく、行政や保育園など支援する側も手探りだったと思います。
それでも、お母さんが自分で相談先を探し、窓口を何ヶ所も回り続ける負担は大きなものでした。
「悩みが多すぎて、どこから相談したらいいのかわからなかった」
そして、お子さんの発症から5年を経て、ようやく出会ったのが、戸田市社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカーでした。
コミュニティソーシャルワーカーは、困りごとを丁寧に聴き、いくつもの悩みを一緒に整理して、必要な支援につないでくれる方です。
お母さんは「本当に救われました」と話してくださいました。
戸田市にこうした仕組みがあって本当によかったと思うと同時に、もっと早く出会えるようにしたい、との思いから、一般質問しました。
戸田市では今年度から、複数の悩みを同時に抱える方を、さまざまな専門の職員や支援者が協力してチームで支える「重層的支援体制整備事業」が本格的に始まっています。
今回、市からは、これまでに11件の難しいケースの相談が寄せられているとの答弁がありました。介護や生活の苦しさ、ひきこもりなどが重なるご家庭に対し、関係機関が協力し、専任の職員が継続的に訪問しながら支援を進めているそうです。
また市は、コミュニティソーシャルワーカーを「支援の入口」の一つと位置づけ、市役所や学校、福祉などの関係機関が早い段階から連携できるよう、研修や情報共有を続けていくと答弁してくださいました。
私が行政に対して一番お願いしたかったのは、市民が一人でいくつもの窓口を回るのではなく、必要なときには支援する側同士が横につながり、一人の人、一つの家庭をチームで支えてほしいということです。
最後に、コミュニティソーシャルワーカーの存在をもっと知っていただけるよう、SNSでの発信や、気軽に持ち帰れる案内カード、周囲の目を気にせず相談先を知ることができる場所への掲示なども提案しました。
困っている市民の方が、一人でいくつもの窓口を回り続けるのではなく、支援する側が横につながり、チームとなってその方を支えていく。
複数の悩みを抱え、「どうしたらいいのか、どこに相談したらいいのかわからない」と困っている方を、一人にしない戸田市へ。
一人ひとりの暮らしを丸ごと受け止め、必要な支援を一緒に考え、市民に届けていけるような支援体制に向けて、引き続き取り組んでまいります