こんにちは。
本日をもって戸田市議会9月定例会が閉会いたしました。詳しくはまた改めてアップいたします。
また本日、戸田市議会の総務常任委員会として、菅原文仁市長宛てに「降雨災害への対策に関する要望書」を提出いたしました。
8月22日のゲリラ豪雨では、市内各地で道路冠水や住宅・店舗への浸水、車両の水没などが発生し、被害に遭われた皆さまに、改めて心よりお見舞い申し上げます。
今回の豪雨については、総務常任委員会の6人の委員それぞれが地域で市民の皆さまの声を伺い、4日間の決算審査の中でも、被害の状況や今後の対策について時間をかけて議論しました。
その中で、経験豊富な先輩議員の皆さんから「委員会で出た意見を議論だけで終わらせず、要望書として市に届けてはどうか」という提案をいただきました。
そこから委員の皆さんと意見を持ち寄り、要望書の内容を取りまとめてきました。
今回提出した要望書では、次の6項目を市に求めています。
1.今回の被害状況と、これまでの災害対策による被害軽減の実績を、市民に分かりやすく公表・説明すること。
2.浸水センサーなどを活用して冠水状況を把握し、駅のサイネージや公式SNSなどで危険情報をリアルタイムに伝えること。
3.道路が冠水した際、危険な現地作業を減らしながら、安全に通行止めができる体制を整えること。
4.市民から寄せられる写真や位置情報などを活用して浸水履歴を蓄積し、リスクの高い地域への対策につなげること。
5.雨水ますや側溝の排水機能を保つため、排水を妨げる障害物への対応や清掃への協力を進めること。
6.家庭や店舗などが止水板を購入・設置する際の、効果的な補助の仕組みを検討すること。
北大通りの雨水貯留管をはじめ、戸田市ではこれまでも治水対策が進められてきました。
一方で、今回の豪雨では、それだけでは防ぎきれなかった被害や、新たな課題も見えてきました。
すべての被害をなくすことは難しくても、今回の経験を検証し、少しでも被害を減らすために何ができるのか、そして大きな治水施設の整備だけでなく、情報の届け方、冠水道路への車両進入防止、身近な排水設備の維持管理、各家庭での備えへの支援など、対策を重ねていくことが大切だと考えています。
私も委員長として、委員の皆さんのご意見と、その背景にある市民の皆さまの声を大切にしながら、総務常任委員会の6人で力を合わせて取り組んでまいりました。
要望書の提出がゴールではありませんが、今回の水害で見えてきた課題と、今後必要な対策を、委員会として具体的な要望にまとめ、市へ届けることができました。
今回の要望が今後の市の対策にどうつながっていくのか、引き続き確認してまいります。
短い日程の中、熱心に議論し、取りまとめにご尽力くださった委員の皆さま、率直な意見交換に応じてくださった執行部の皆さま、そして要望書の取りまとめを支えてくださった議会事務局の皆さま、本当にありがとうございました。
以下に、提出した要望書の内容を掲載します。
令和8年9月18日
戸田市長 菅原 文仁 様
総務常任委員会委員長
宮内 そうこ
「降雨災害への対策に関する要望書」
近年頻発する降雨災害による被害を軽減し、市民の安全を確保するため、今回の浸水被害の検証を踏まえ、総合的に対策を進める必要がある。
ついては、以下の6項目について、実現可能性や費用対効果を十分に検討した上で、速やかな対策を講ずるよう要望する。
記
1 降雨災害による被害状況に加え、災害対策の被害軽減実績について、市民へ分かりやすく公表及び説明をすること。
2 所管部局と連携の上、安価なセンサーにより浸水を可視化し、駅サイネージや公式SNSを通じて情報発信するなど、リアルタイムに危険情報を伝達する仕組みを構築すること。
3 豪雨時の危険な現地作業を減らせるよう、所管部局との連携による道路の自動遮断装置導入や、所管する組織との連携強化など、安全に通行止めができる体制整備をすること。
4 写真や位置情報を収集するなどにより、浸水履歴を蓄積し、リスクの高い地域への重点的な対策を実施すること。
5 雨水ますの排水機能を保つため、市民に対して、排水溝などを塞ぐスロープ等の障害物の撤去や、側溝清掃の協力要請を行うこと。
6 止水板の購入など、効果的な個別の降雨災害対策に対して補助する仕組みを講ずること。
要望書の内容は以上となります。