【9月21日会派勉強会】
(埼玉県立高等学校の教諭とスクールソーシャルワーカーをお招きして)
こんにちは、宮内そうこ です。
本日は朝10時から、「戸田の会」の会派室に講師2人をお招きして、勉強会を行いました。金野桃子県議会議員の紹介により、私たち戸田の会にも講習に来てくださいました。
埼玉県立高等学校の教諭と、スクールソーシャルワーカーをしている方に、県立高校での色々な深刻な現状や課題などをお聞きしました。特に、中学から高校への引き継ぎの難しさ、SCやSSWや相談員の雇用実態の課題、学校に行くか行かないかだけでなく、不登校の生徒の家庭の「生活の全般」を支援する難しさ、などが話の内容から感じられました。
また、これらの課題がある中で、これからどのような方向を目指していきたいかというお話もうかがい、その話をまとめますと…
★「学校」から「地域支援学校」へ
学校は「パレットホーム」や「チーム学校」の考えを前進させていきたい。
★アウトリーチ型支援の開始へ
不登校生徒への早期対応、中途退学後の継続支援、ヤングケアラー生徒支援の開始を進めたい。
といったことをおっしゃっていました。
私も6月の一般質問で、小中学校の不登校児童生徒と行政の支援体制について色々と学びましたが、今日伺った高等学校の先生方のお話からは、義務教育ではないからこその課題への取り組みの難しさもあるように感じました。
これからも引き続き、定期的に会派で勉強会を開いて、理解を深めていきたいと思います。