活動報告

戸田市のゴミの不法投棄の問題について市民相談をいただきました(戸田の会)宮内そうこ

こんにちは☀️
先日、私の所属会派「戸田の会」宛に、市民の方から「ゴミが近所に定期的に不法投棄されているので、現場を見に来てほしい」とのご相談をいただきました。
場所が私の住む地域の近くだったこともあり、私が担当として対応させていただきました。
まず相談者のご自宅を訪問し、不法投棄が行われている現場へ案内していただきました。
住民の方からは、これまでの経緯や、実際に不法投棄されたゴミの様子を撮影した写真を見せていただきました。
そこには、ゴミ袋をカラスが破り、周囲にゴミが散乱している様子や、ボートコース沿いの同じ場所に毎回ゴミが捨てられている状況が写っており、こうした状態が約1年ほど続いているとのことでした。
さらに、これは私が気づいたことなのですが、最近になって、現場から数百メートル離れた戸田中学校の周辺でも、スーパーの袋に入ったカップ麺などのゴミが繰り返し捨てられているようになりました。ゴミの形態や捨て方を見ると、同一人物による不法投棄の可能性も感じました。
この件については戸田市役所の環境課にも相談させていただきました。対策としては、市では「不法投棄禁止の看板」を住民に無料で貸し出しているほか、各地域には衛生自治会長がおり、その衛生自治会を通じて、看板やセンサーライト、防犯カメラなどの設置に市の予算が使われているとのことです。
一方では、「そもそも誰が衛生自治会長なのかわからない」という市民の声も多く、私自身、過去の戸田市議会の一般質問で、戸田市役所の環境課が一括して看板や機器の貸し出しを行うような仕組みを提言してきました。(足立区など多くの自治体では行政が直接、住民に対してダミーカメラや看板を貸し出しています)
ゴミの不法投棄の問題は、戸田市の他の地域からもご相談いただくことも多くあり、犯人の特定も難しいため、一朝一夕で解決するものではありませんが、今後も地域住民の皆さまと連携し、情報共有するとともに、必要に応じた看板の設置や、パトロールの強化の要請、投棄される時間帯の把握、カメラの設置検討など、さまざまな対策を検討しながら引き続き取り組んでまいります。
また、ゴミの不法投棄対策に力を入れて取り組んでいる自治体も増えており、行政が「不法投棄をさせない街づくり」を徹底して、地道な対策を行うことも必要です。
私もさまざまな地域住民からこれまで多くのゴミ問題のご相談をいただき、過去に戸田市議会で対策を提案をさせていただきました。よろしければ以下の一般質問をご覧くださいね。
引き続き、ゴミの問題に取り組んでまいります。
2024年12月 戸田市議会の一般質問
「戸田市のゴミ問題について(宮内そうこ)」
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