活動報告

【8月20日 蕨戸田衛生センター組合議会】

こんばんは🌝
本日、午後13時から夜21時まで、蕨戸田衛生センター組合の全員協議会と議会が開かれました。
実に8時間にわたる長丁場となりました。
⭐️全員協議会と議会について
今回の大規模火災を受けて、蕨市・戸田市の両市議会議員から多くの質問や質疑があり、長時間の議論が続きました。その結果、予定を大きく超える審議時間となり、改めて今回の火災の重大さと影響の大きさを痛感しました。
また先日には、蕨市長(管理者)や戸田市長(副管理者)による記者会見が行われ、これまでの経緯や現在の状況、そして今後の課題と予算についてもご説明がありましたので、改めてここにまとめます。
🔹 復旧の進捗
• 8月18日に、管理棟・リサイクルプラザ・し尿処理施設の電源が仮復旧し、一部の処理を再開しました。
• ごみ焼却施設は電気設備の本復旧を進め、来年3月の稼働再開を目指しています。
• 粗大ごみ処理施設は、火害調査を行った上で復旧方針を決定します。(見通しは後日公表予定)
🔹 予算について
• ごみ処理の委託料(来年3月末まで):約18億円です。これは他自治体の協力を得て処理を委託しており、それにかかる費用です。国の「特別交付税」により半額は国が負担し、残りを蕨市・戸田市が負担する見込みです。
• ごみ焼却施設の復旧工事費:約21億円です。これは電気設備などの本復旧にかかる費用で、全額を災害復旧事業債で賄う予定です。将来的に火災保険による補填も見込まれています。
• 火害調査などを含めた総額(来年3月まで):約41億円です。
これは上記2項目に加え、火害調査や仮復旧費用などを含めたトータルの金額です。(昨日の朝日新聞にも41億円と大きく掲載されていました)。
※この41億円という金額には、粗大ごみ処理施設は含まれていないため、今後さらに増える可能性があります。
🔹 火災原因
• 現場検証の結果、「原因不明」とのことですが、リチウムイオン電池の可能性は否定できないとの報告がありました。、
• 今後は分別の徹底や、国への対策要望など、再発防止にも取り組んでいくとのことです。
【最後のまとめ】
本日は、全員協議会と議会を合わせて8時間にもわたる長時間の協議が行われましたが、議論を通して行政としての方向性や復旧の見込みが少しずつ具体的に分かってきました。
火災から1か月となりますが、これまでご協力いただいた市民の皆さま、そしてごみ処理を支えてくださっている埼玉県や近隣自治体、関係機関の皆さまに、改めて心から感謝を申し上げます。
また炎天下の中で復旧作業を行なってくださっている蕨戸田衛生センターの職員の皆様にも心より感謝を申し上げます。
議会としても、一日も早い施設の完全復旧を目指すとともに、引き続き、市民の皆様に最新の情報を提供をしてまいります。
また新しい情報が入り次第お知らせいたします。
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