活動報告

【12月1日 『大人も子供も一緒に創る、健康な命が繋がる地域づくり 0歳からの妊活』に参加しました!】

【12月1日 『大人も子供も一緒に創る、健康な命が繋がる地域づくり 0歳からの妊活』に参加しました!】
こんばんは🌝連投失礼します。
先日の12月1日には戸田市文化会館で開催された講演会「妊活は0歳からはじまっている~命がつながる地域創り~」というイベントに参加させていただきました。
「0歳からの妊活」というタイトルに、「どんな講演会なのかな?」と興味津々でしたが、参加してみて「なるほど!」と色々な発見がありました。
この講演会は、戸田市本町5丁目で「くさの針灸整体院」の院長先生をしている草野先生が主催しており、戸田中学校の先輩OBでもある草野さんのイベントということで、私も楽しみに参加させていただきました。
第一部では、草野さんのお話からスタートして、看護学校の学生80人に対して授業を行ったことや、「自分は不妊など関係ない」と思っている学生さんが多いことなど実体験を元にしたお話からスタートしました。そして他にも、助産院の先生によるお産のお話や、妊活ファスティングスクールの先生のお話などによるトークセッションが行われました。
私が特に印象的だったのは、女子学生の9割が何らかの生理のトラブルを抱えているけれども「それが普通だと思っている」ということへの危機感や、月経のトラブルが多いにも関わらず問題だと思っている人が少ないこと、「生理は痛くて当たり前」だと思って我慢しているがそれは間違いであるということ、そして10代の無月経は将来の不妊症リスクが何倍にも増えることや、10代の過ごし方が将来の妊娠にとても大事であること、いざ「子どもが欲しい」と思ったときではなく若い頃から身体を整えることが大切であることなど、とても大切なお話ばかりでした。こういった事実をまずは大人である私たちがしっかりと認識することが大切であり、これを若い人たちに正しく伝えていくことが大事である、ということに私も共感しましたし、何度も頷いてしまいました。
一見すると当たり前のことのように思えますが、私も身に覚えがありますが、女性にとって生理のトラブルは割とよくあることなので、日々の忙しい生活に追われていると後回しにされがちです。私も25歳の時に子宮内膜症で1週間の入院をしたことがありますが、その時でさえも「妊娠や出産」については考えていませんでした。
若い女性の方でしたら、勉強に部活に受験に仕事にと忙しくて、なおさら見て見ぬふりをしてしまいがちだと思います。
また生理のトラブルは、人には話しにくい内容ですし、こういう話は友達同士でも話しずらく、家族(特に母親)が娘に対して生理の大切さを伝えていかないといけないことかな…と感じました。
学校教育でもここまで詳しくは教わらないことも多いですが、学校教育でも教えて欲しい内容だと思いました。
また第二部では、5児の父でもあり、「不妊・こども専門の整体院」を開業している中野先生からのメイン講演「命の繋がり 妊活から紐解く子供たちの未来」というお話をお聞きました。こちらのセッションでも、やはり妊活や出産、子育てのお話が中心でしたが、最後には人生や生き方にも繋がるような深いお話もされていました。
私が特に共感したのは、女の子は生まれた頃から身体の中に卵子があり、月経のたびに卵子が排卵されるという性別であることから、社会全体が女性を大切にする空気が大切であるということや、ママのワンオペ育児・子育ての孤独が日本社会の課題であるけれども、ママが「助けて」と言える空気、お母さんが安心できる居場所が地域にちゃんとあることが大切だとお話されていて、共感することばかりでした。
また参加者同士でお互いの思っていることや考えていることを話し合う機会もあり、みなさん真剣に「妊活・お産・女性の身体のこと・夫婦のこと」など考えており、私も皆さんのお話を聞いてとても勉強になりました。
3時間という長時間の講演会でしたが、最近の自分自身の生活が多忙でバタバタしていたので、私にとってもこの3時間は、改めて自分自身のことや、出産・子育てのこと、これからの人生のことなどを立ち止まって深く考える貴重な機会となりました。
そして何より、主催者の草野さんの情熱がすごかったことや、登壇した講演者のみなさんの熱量に圧倒され、会場のみなさんにプラスのエネルギーをいただけたことが良かったです。
こんなに具体的でためになるお話を聞ける機会は滅多にないですので、素敵な講演会に参加させていただきまして、主催者の草野さんをはじめ、関係者の皆様はありがとうございました。
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