活動報告

【「どこに相談したらいいかわからない」をなくしたい|戸田市コミュニティソーシャルワーカーについて9月議会で取り上げます|埼玉県戸田市】 戸田市議会議員 宮内そうこ

こんにちは。お盆も後半に入りましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は先週の8月7日(金)、戸田市役所の担当課の皆さまと、9月議会で予定している3件の一般質問について打ち合わせを行いました。
お盆が明けると、8月17日(月)には一般質問の通告書を提出し、その後は議案等の説明会や常任委員会など、9月議会に向けて一気に慌ただしくなります。
そのため、このお盆期間は3つのテーマについて調査をしたり、課題や論点を整理したりしながら、9月議会に向けた質問の準備を進めています。
その一つが、「複合的な課題を抱える市民への包括的な相談支援とコミュニティソーシャルワーカー(CSW)について」です。
先日、金野桃子県議とともに戸田市社会福祉協議会を訪問し、実際にCSWとして活動されているお2人から直接お話を伺いました。
またその後、実際にCSWに支援していただいた市内のお母さんからも、これまでのご経験を詳しく伺いました。
その方のお子さんは、保育園の頃に希少な病気を発症されました。
そこから医療だけでなく、保育、教育、障害福祉、行政手続き、仕事など、いくつもの課題に同時に直面し、そのたびにご自身で制度を調べ、さまざまな窓口を何度も回ってこられたそうです。
そのお母さんの言葉で、とても心に残ったものがあります。
「どこに相談したらいいのかわからなかった」
そして、CSWに出会うまでには何年もの時間がかかったそうです。
ようやくCSWにつながったとき、「本当に救われました」とお話しされていました。
コミュニティソーシャルワーカーは、子育て、介護、障がい、病気、生活困窮、仕事、家族関係など、一つの制度や窓口だけでは解決することが難しい課題について、まずお話を「聴き」、一緒に整理しながら必要な支援へ「つなぐ」役割を担っています。
今回お話を伺い、戸田市にこうした方々がいることを大変心強く感じる一方で、「必要な方が、もっと早くCSWに出会える仕組みをつくること」も重要だと強く感じました。
今年度、戸田市では「重層的支援体制整備事業」が本格的にスタートしています。
子育ては子育て、障がいは障がい、高齢者は高齢者……と一人の生活を分けて考えるのではなく、それぞれの専門窓口の強みを生かしながら、複数の支援者や機関が横につながり、一人の市民、一つの家庭を一緒に支えていく仕組みです。
社会福祉協議会で伺った、
「バトンは渡すのではなく、つなぐもの」
という考え方がとても印象に残っています。
市民の方に「次はこちらの窓口へ行ってください」とバトンを渡し続けるのではなく、必要な場合には支援する側同士がつながり、一緒に伴走していくことが大切で、そのためには、市民へのCSWの周知だけでなく、市役所の各相談窓口や学校、医療、福祉など、市民と日常的に接する支援者の皆さんにもCSWの役割をさらに知っていただくことが大切だと思いました。
ちなみに、CSWは2014年にNHKで放送された深田恭子さん主演のドラマ『サイレント・プア』でも取り上げられています。私も今回の件をきっかけに、このお盆休みに視聴してみました。
ドラマの中では、制度の狭間や社会的な孤立の中で困っている方に寄り添い、人や制度、地域とのつながりをつくっていくCSWの仕事が描かれており、今回の一般質問について考える上でも大変参考になりました。
市民が孤独を抱えながら制度を探し回るのではなく、支援者のほうから、その人につながっていき、「どこに相談していいかわからない」と市民が困って動けずにいるときにも、戸田市には、複合的で複雑な課題を整理して一緒に考えてくれる人がいる。そんなふうになればさらに心強いと思います。
そんな安心できる相談支援体制につながるよう、9月議会ではしっかりと質問したいと思います。
8月17日(月)には、3件の一般質問の通告書を提出する予定です。
このお盆期間に、当事者の方や現場の皆さまから伺った声をもう一度丁寧に整理し、残り2つのテーマについても準備を進めていきたいと思います。
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