活動報告

【戸田市の植栽について】子どもたちや市民の安全と命を守るために植栽の見直しを。(来年4月の道路交通法改正を前に)

こんばんは🌝
最近、小学生から高校生までの自転車事故が増えているというニュースをよく目にします。
登下校や習い事など、子どもたちにとって自転車はとても身近な移動手段です。だからこそ、「本当に安全に走れる道なのか」をいま改めて考える必要があると感じています。
先日、戸田南小学校付近の歩道について、「植栽から雑草がはみ出して通りにくく、危ない」という市民相談をいただきました。現地を確認すると、植栽や雑草によって歩道の幅が狭まり、すれ違うのも難しい状況でした。ベビーカーを押す方や高齢者、子どもにとっても危険な状態です。(その後、行政により剪定対応をしていただき、ありがとうございました)
こうした植栽や雑草の問題は今回が初めてではなく、市内の通学路や生活道路でも何度も繰り返されています。
これまでは「その都度、剪定で対応する」という方法が取られてきましたが、植栽や雑草はすぐにまた伸びてしまいます。管理には人手と費用がかかり続け、雑草がゴミの溜まり場になるなど別の課題も生んでいます。
もちろん緑のある街並みは大切です。しかし歩道が狭い場所では、植栽が「安心」ではなく「危険」になってしまっているケースも少なくありません。特に通学路や生活道路では、景観よりも安全が最優先されるべきだと考えます。
さらに注目すべきなのが来年4月の道路交通法改正です。自転車は法律上「軽車両」として原則は車道通行であり、来年4月以降はそのルールがより一層、周知・指導されていく流れになります。その結果、自転車が車と同じ道路空間を使う場面が増えることが想定されます。
その分、歩行者・自転車・車がそれぞれ安全に使えるように、より広く、ゆとりのある道路空間が必要になります。しかし戸田市は、もともと道幅の狭い道路が多く、道路を広げることには限界があります。
だからこそ今、「とりあえず維持している植栽」を見直し、本当に必要な場所なのか、安全の妨げになっていないかを、一つひとつ確認していく時期に来ていると考えます。そして、道路の安全を妨げる植栽を減らすことで、より安全に使えるようになる歩道や道路も増えるはずです。
緑は大切ですが子どもたちや市民の安全と命はもっと大切です。
またこのような声は、私も含めて多くの議員が過去の議会でも取り上げてきました。さらに来年からは道路交通法の改正により、自転車の安全対策も含めて、より安全な道路環境整備が求められています。
引き続き安全を最優先にした道路環境づくりと、市内の植栽の見直しを戸田市に求めていきたいと思います。
市民の皆さんのご意見もぜひお聞かせいただけますと幸いです。
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