活動報告

【予告 戸田市議会12月議会の一般質問のお知らせ】(テーマ②「戸田市の学校開放制度の見直しについて」)

こんにちは😃

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こんにちは😃
12月の戸田市議会の一般質問2つ目のテーマ「学校開放制度」を紹介します。
学校開放制度は、スポーツ団体などが放課後や休日に校庭・体育館を利用できる仕組みで、特にスポーツ少年団をはじめ、地域の多くの子どもたちのスポーツ活動を支えてきました。
ところが最近、複数の保護者の方々から、この制度の「構造的な問題」について、ご指摘やご意見をいただいています。
現在は、「どの団体がどの時間帯に校庭を利用するか」という話し合いは、市内18校ある各学校ごとに「運営委員会」が設置され、そこで調整が行われておりますが、市はその話し合いには直接的には一切関与していません。
地域の自主運営は大切ですが、その一方で、
「長年利用してきた団体の発言力が強く、新規団体や小規模団体が意見しづらい」
「年度末の話し合いで、一度決まった枠が通年で固定化されてしまう」
といった現場の声が、保護者の方々からも寄せられています。
これは特定の学校だけに起こりうる問題ではなく、市内18校すべての運営委員会で起こりうる構造的な課題だと感じています。
そして私は、ここにこそ「市の責任」があるのではないかと考えています。
市が直接、団体同士の話し合いに介入すべきだとは思いませんが、全てを任せきりではなく、「公平で透明な話し合いのルールづくり」「ガイドラインの整備」「調整方法や議事録の見える化」など、公平で透明性が確保された話し合いを後押しする土台づくりは、市が担うべき役割だと感じます。
さらに、この制度にはもう一つ深刻な課題があり、それは近年の夏の猛暑です。
特に真夏の午後1〜4時の校庭は、気温が40度近くなることもあります。そこでサッカーなど激しい運動をすれば、子どもたちの熱中症リスクは非常に高いと言えます。
近年の異常気象を受けて、保護者の方々からは、
「せめて真夏だけは午前中を譲り合って利用したい」
「16〜18時の一般開放時間を、夏季だけでも団体に使わせてほしい」
という声が寄せられています。
これは決してわがままではなく、子どもたちを熱中症から守りたいという、ごく真っ当で現実的な意見だと感じています。
また私の子育ての実感としても、真夏の夕方に学校の校庭で遊ぶ児童はほとんど見られません。
こうした状況を踏まえると、夏の期間だけでも一般開放時間を団体向けの時間に変更するなど、臨機応変な対応は市として可能なのではないかと感じています。
夏の厳しい暑さが長期化する中で、「これまで通りのルール運用」では子どもたちの安全を守ることはできません。
気候の変化や社会情勢に合わせて、市の制度が柔軟にアップデートされていく必要性を感じています。
学校開放制度は、地域のスポーツ活動を支援して、子どもたちの健康や未来を育む大切な社会資源です。
だからこそ、「これまで通りの運用でよしとする」のではなく、「これからの未来を考えた新しい基準」へとアップデートすべきであり、安心・公平で、さらに市民が利用しやすい制度へと見直していくことが求められています。
12月8日(月)朝10時より登壇します。
オンラインでもぜひご覧くださいね!
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