活動報告

【1月29日 アロウラ保育園に行きましたその②】

昨日の投稿の続きになります。
1月29日は、戸田公園駅徒歩1分のアロウラ保育園に行ってきました。
アロウラ保育園の園長先生(私の戸田中時代の同級生)と、その運営母体である株式会社エデュリーの菊地社長から、保育内容の秘密について伺いました。
株式会社エデュリーは、インスタグラムのフォロワー数2.8万人、全国の保育業界からも保育士さんの見学や応募が相次いでいるそうですが、その秘密は、PBL保育(探求型保育)にあるようでした。
まず、株式会社エデュリーの代表取締役社長である菊地翔豊さんですが、慶應義塾大学の在学中に、19歳の時に保育業界で起業した理由について伺いました。
菊地さんは埼玉県で生まれ育ち、地元の小中学校を卒業したそうです。しかしながら、高校には馴染めずに退学、その後、ニュージーランドに単身で渡ったそうです。
日本の一斉授業・一斉学習とは異なるニュージーランドの「自分のやりたいことを追求できる教育」に大きな影響を受けたそうです。
そして、海外での「主体性を育む教育環境」は、乳幼児期にこそ必要なのではないか、という強い想いから、大学在学中に、保育業界で起業したそうです。
そこから約10年がたち、今では、東京都、神奈川県、埼玉県で12の保育園や発達支援施設を運営しているそうです。PBL(探求型保育)は、障がいのあるお子さんにも適しているそうで、療育などのノウハウもお持ちのようでした。インクルーシブ保育も目指しているとのことです。
このお話を聞いて、なるほど!!、と納得しました。
私も大学在学中に1年間イギリスの大学に留学しましたが、お子さんが3人いるご家庭にホームステイをして、子育てや教育に関する価値観の違いを肌で感じました。
日本の教育、海外の教育、それぞれに良い面・素晴らしい面がありますが、乳幼児期に自分の好きなこと、興味のあることに没頭できる環境は大切だと思いました。
アロウラ保育園の中は、複数のエリアに区切られていて、電車好きな子、パン好きな子、生き物好きな子、工作好きな子、オシャレが好きな子など、自分が好きなエリアで、好きなものを好きなだけ追求できる環境になっています。また、パンが好きな子は保育の途中でパン屋さんに行く、電車が好きな子は電車を見に行く、など、体験型の保育も大切にしているそうです。
私も2人の男の子を育てていますが、小さい頃から2人とも電車が大好きです。そこからの学びはとても大きかったです。
駅名から漢字や平仮名を覚え、路線地図から地理を覚え、電車の架線からは電気の仕組みを覚え、勝手に図鑑を読みあさり、私が何も教えなくてもどんどん自ら学んでくれます。中1の長男はいま、理科と社会が得意ですが、これは電車好きからの影響が大きいと思います。
このように乳幼児期から好きなことを心ゆくまで追求できることは、とても大切なことだと思います。
保育園は朝から夕方までと滞在時間も長いので、そこでの過ごし方、保育内容は保護者にとっても重要ですよね。
株式会社エデュリーの菊地社長は、これまで築いてきたPBL保育のノウハウを、これから戸田市にも提供していきたいとのことです。ありがたいですね☺️
色々とお話できて、私にとっても学び多い時間となりました。保育士の皆さんも、現場を見せてくださり、ありがとうございました。
そして戸田中学校の同級生が園長先生として頑張っている姿にも勇気をもらいました!ありがとう🥰
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