活動報告

【7月24日 議会広報委員会の行政視察(2日目)】

こんばんは🌙
今日は昨日に続き、奈良県王寺町議会に議会広報委員会の視察に行きました。
昨日は人口約36万人の大規模な中核市である和歌山市議会の議会広報を学びましたが、今日は人口約2万4千人の小さな町である奈良県王寺町議会の議会広報について説明を受けたあと、意見交換をしました。
奈良県王寺町議会では、議会広報紙(紙面)の作成に力を入れており(特定の登録者しか見てくれないSNSよりも、それぞれの家庭のポストに配布するプッシュ型の広報である紙媒体に重点を置いているそうです)、さらには、ターゲットを20代~40代の女性に絞った議会広報紙を作成している点に特徴がありました。
その理由としては、50代以上の方々はすでに議会や政治に興味関心があるので、そうではない20代~40代の方々にターゲットを絞ったそうです。
そして女性にターゲットを定めた理由としては、女性が「面白い!」と感じられる議会広報紙を作成すれば、そこから夫や子供などにも波及する効果を期待しているとのことでした。
「20代~40代の世代は電車で会社に通勤している方も多く、地域とのつながりも薄く、日中は仕事で会社に行き、夜は地域に帰っても寝るだけ、という生活をしているので、そういう方々が地域との繋がりを作れるようにすることが議会広報の大事な役割だと思う。」とお話されていて、目から鱗でした。
戸田市でも同じように、20代〜40代の世代は仕事や子育てに追われて地域に関われる時間やキッカケもないので、共通しているなぁ…と思います。
また、「広報委員は、ユニバーサルデザインの基本をしっかりと学んだ方が良い」というアドバイスをいただき、ユニバーサルデザインの資格もあるそうで、「私も勉強して取得したいな!」と思いました。
私も自分自身の市政報告レポートを10回ほど作成してきましたが、デザインの知識があるのとないのでは、できあがりも違うんだろうな…と感じていましたので、少しですがユニバーサルデザインの基本を教えていただき、学ぶことも多かったです。
議会広報委員会でも、まずは委員全員で「ユニバーサルデザインの基本」を共有した方が、より良い議会広報紙が作成できるのではないかな…と思いました。まずは自分で学んでいきたいと思います✨
最後に、この2日間の視察を通したまとめとなりますが、人口約36万人の和歌山市(中核市)と、人口約24000人の小さい街である奈良県王寺町では街の規模が違うので比較はできませんが、それぞれに広報の仕方の特色や良さを感じられました。
1日目の和歌山市議会の議会広報と、2日目の奈良県王寺町議会の議会広報は、それぞれに真似したいところや取り入れたいところが沢山ありましたので、これから議会広報委員会の皆さんと色々と検証して話し合っていきたいと思います。
関係者の皆様はありがとうございました。
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