こんにちは今日は真夏日でしたね。
一般質問の3つ目のテーマとして「戸田中通りの交差点の交通安全対策について」質問しました。
今日は長男の通う中学校でも「スケアードストレイトによる交通安全教室」が実施されたようです。
「スケアードストレイト」とは、プロのスタントマンが生徒たちの目の前で交通事故を再現することにより、交通事故の衝撃や怖さを実感することで、交通ルールの大切さを学ぶことを目的としているそうです。交通事故を目の当たりにすることで印象に残りやすくなり、学習効果の継続も期待できるそうです。
長男の帰宅後に話を聞いたところ、色々な交通事故の場面を想定した実演が行われ、実際にスタントマンがトラックなどに衝突する実演もあったそうです。(不安な生徒は参加を見合わせることもできるそうです)。
最近は中学生や高校生の自転車と、車による交通事故のニュースがとても増えているように感じていて、私も親として心配になることが多かったので、今日のようなスケアードストレイトの学習を機に子供たちが交通事故の怖さを身をもって実感して、交通事故防止への意識の醸成に繋がるといいな…と思います。
交通事故のない安全なまちづくりは、すべての市民が願っている施策であり、6月議会の一般質問でも質問させていただきました。
具体的には、昨年12月の朝の時間帯に戸田中通りの北東の角のコンビニ前の交差点で事故がありました。
この事故は戸田中学校の正門からおよそ30メートルほどしか離れていない交差点で発生しましたが、自転車とバイクの衝突事故であり、戸田中学校の先生も救護に当たったり、多くの戸田中学校の生徒も事故を目撃したそうです。また通勤途中の市民も多く通りかかり、現場には救急車が来たりと朝の事故現場は騒然となったそうです。
その事故の一部始終を目撃したという市民の方からは、「意識がない状態で人が横たわっていて、本当に怖かった。」「何か安全対策ができないか。」とご相談をいただきました。この交差点は、私もよく通る場所であり、危険性は十分に認識していましたので、市役所担当課にもご相談させていただき、「交差点注意」という路面標示を施していただきました。
その後、別の市民の方からも情報提供をいただきました。その方は事故現場の交差点のすぐ近くに住んでいるという方で、過去にも自分が救急車を呼んだことがあるというお話や、この交差点は常に事故が多くて危険なので、さらなる安全対策をして欲しい、というお話を伺い、改めて危険な交差点であると認識しました。
戸田市役所の担当課からは、「さらなる安全対策として、路面標示に加えて、自転車等に対する電柱幕の注意喚起の看板も検討する」との前向きなご答弁をいただくことができました。引き続き、戸田市の交通安全対策に取り組んでいきたいと思います。
一般質問の全文を掲載いたしますので、皆さまからのご意見ご感想もお待ちしています!
以下、一般質問の全文となります
件名3:「交差点における交通安全対策について」
続いて、件名3:「交差点における交通安全対策について」に入ります。
昨年12月の朝の時間帯に、戸田中通りの北東の角のコンビニ前の交差点で事故がありました。この事故は、戸田中学校の正門からおよそ30メートルほどしか離れていない交差点で発生しましたが、自転車とバイクの衝突事故であり、戸田中学校の先生も救護に当たったり、多くの戸田中学校の生徒も事故を目撃したそうです。また通勤途中の市民も多く通りかかり、現場には救急車が来たりと、朝の事故現場は騒然となったそうです。
その事故の一部始終を目撃したという市民の方からは、「意識がない状態で人が横たわっていて、本当に怖かった。」「何か安全対策ができないか。」とご相談をいただきました。この交差点は、私もよく通る場所であり、危険性は十分に認識していましたので、市役所担当課にもご相談させていただき、「交差点注意」という路面標示を施していただきました。その件につきましては、担当課の迅速なご対応をありがとうございました。
その後、この交差点で救急車を呼ぶ衝突事故があったことや、それを受けて路面標示を施して安全対策をしていただいたことを私のSNSに掲載したところ、今度はそれを読んだ別の市民の方からも情報提供をいただきました。
その方は、事故現場の交差点のすぐ近くに住んでいるという方で、過去にも自分が救急車を呼んだことがあるというお話や、この交差点は常に事故が多くて危険なので、さらなる安全対策をして欲しい、というお話を伺い、改めて危険な交差点であると認識しました。
路面標示は事故防止としてひとつの有効な方法だと考えますが、救急車事故が複数回も起きているという住民の意見からは、さらなる安全対策が必要なのではないかと考えます。ゾーン30プラスなど、あらゆる可能性も検討しましたが、まず第一には、歩行者優先となる横断歩道の設置が有効ではないかと考えます。
このような背景から、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
件名3:「交差点における交通安全対策について」
(1) 戸田中通りの危険と思われる交差点に横断歩道を設置することについて、市の考えは。
【 答 弁 】
件名3.交差点の交通安全対策(1)戸田中通りの危険と思われる交差点に横断歩道を設置することについて、お答えします。横断歩道の設置につきましては、関係法令の一部改正により、令和6年3月に警察庁から改正通達された「交通規制基準」に準拠し、各都道府県警において実施することとされており、この基準では「横断歩道の間隔は、市街地においては、概ね100メートル以上とする。」とされております。このことから、議員ご質問の交差点につきましては、蕨警察署に確認したところ、西側約30メートル先、戸田中学校正門前に信号機及び横断歩道が設置されていることから、新たな設置は難しいとの回答がありました。
ご答弁ありがとうございます。
たしかにこの交差点は、戸田中学校正門前の信号や横断歩道からは30メートルしか離れておらず、法令の基準では新たに横断歩道を設置することは難しいとのことで理解いたしました。しかしながら、過去にも複数回の救急車事故が発生していることや、戸田中通りは交通量が非常に多く、大型トラックなどの通過も多いことから、安全対策をさらに強化する必要があると考えます。そこで【再質問】となりますが、路面標示に加えて、戸田中通りにおいて、自転車利用者等に対して、注意喚起する看板等を設置する対策については、いかがでしょうか。
【 答 弁 】
本年3月、警察庁が発表した資料によりますと、令和5年中に発生した自転車関連交通事故の件数が増加しております。これは、新型コロナウイルス禍での行動制限が緩和され、人の動きが活発化したことが背景にあると見ているようです。これを踏まえ、当該交差点部分への対策としましては、自転車利用者等に対する注意喚起を促す、電柱幕等の設置を検討してまいります。
前向きなご答弁をありがとうございます。路面標示に加えて注意喚起の電柱幕などの設置を検討していただけるとのことで、大変ありがたく思います。これ以上の事故を防止するためにも、できるだけ早急に設置していただけますように、よろしくお願いいたします。
本日は執行部の皆さんの丁寧なご答弁をいただきまして、ありがとうございました。
本日の3件の一般質問は、どれも市民の方々からの切実なご意見であり、私も強く共感したため、議会の場で取り上げさせていただきました。ぜひ、市民の声に真摯に耳を傾けて、課題解決に取り組んでくださいますようによろしくお願いいたします。これで私の一般質問を終わりにさせていただきます。