【戸田市教育支援センター「西すてっぷ」を見学させていただきました】
こんにちは
先日は戸田市教育支援センター「西すてっぷ」を見学させていただきました。
戸田市では「戸田型オルタナティブ・プラン」という不登校支援を推進しており、誰一人取り残されない教育の実現に向けて、多様な学びの場の選択肢を用意してくださっています。
不登校のお子さんのための多様な学びの場の選択肢としては、戸田市教育センターにある「すてっぷ」や、小学校の全校に設置された「ぱれっとルーム」、中学校の「さわやか相談室」、自宅からのオンライン授業参加や、自宅にいながらのメタバースなど、さまざまな選択肢が拡充されてきましたが、それに加えて今年の8月には戸田市西部福祉センター内に新しく「西すてっぷ」も開設されました。
「西すてっぷ」は大手学習塾に業務委託して運営されており、専門的なノウハウを持つ大手学習塾の指導を受けながら学習できるという点が、とても大きな魅力だと思いました。
実際に「西すてっぷ」の先生方からお話を伺ったり現場を見せていただきましたが、とても温かく家庭的な雰囲気の中で学習や体験的な授業が行われているのを感じました。
例えば、先日は自分たちで栽培した野菜を使って調理実習をしたそうで、お料理の写真も見せていただきましたが、とても美味しそうでした。(写真参照)
他にも工作で作った作品を公民館祭りに出品したり、室内でできる体操を行ったりと、机上の学習以外にも様々な工夫がされていて、先生方のアイディアはすごいなぁ、と思いました。
そして西部福祉センターは、料理室や図書室、交流スペースなど環境も充実していて、福祉センター内で色々な過ごし方ができる点も良いなぁ、と思います。
戸田市の不登校支援の取組は全国からも視察が相次いでおり、海外からの視察も増えているそうです。「西すてっぷ」という学びの場所がまた市内にひとつ増えたことで、不登校のお子さんにとって、自分らしく過ごしながらも社会とも繋がっていける「心の支えとなる居場所のひとつ」になるといいな…と思います。
関係者の皆様は、大変お忙しい中でこのような貴重な機会をいただきまして、本当にありがとうございました。