活動報告

【6月8日 一般質問に登壇しました!!】

【6月8日 一般質問に登壇しました!!
※全文を掲載しています❗️ぜひご覧ください!】
こんばんは🌝1週間お疲れ様です☺️
昨日の6月議会一般質問では「本市における障害のある子供等への支援について」を取り上げさせていただきました。
今回の質問をするにあたって大きなきっかけとなったのは、戸田市上戸田にあるママ応援カフェソニードさんで、「障害のあるお子様を育てるお母さんたちが集まる勉強会」に参加させていただいたのがきっかけです。
障害のあるお子さんを育てているお母さんたちの当事者が集まる会に、私も今年の1月から合計3回ほど参加させていただきました。
参加者の中には、戸田市美女木にある児童発達支援センター「あすなろ学園」に通っていたお母さんたちも多く参加していて、私も、これまでの3回の参加で出会った様々なお母さん達からは、障害のあるお子さんを育てる大変さ、行政の支援で課題と感じていること、当事者として本当に必要としている支援など、現場からは多くのご意見を伺いました。
そういったお母さん達の子育ての葛藤、幼稚園に入園を断られるといった厳しい現実があること、行政に本当に求めている支援や、未就学児からの早期療育がお子さんやお母さんにとって非常に大きな意味を持ち、1日1回の療育の機会を大切にしたいと考えていること、それはすなわち、「適切な時期に適切なタイミングで子供の能力を少しでも伸ばしてあげられるように1回1回の療育の機会を大切にしたい」という親の切なる願いであること、そういった現場のお母さん達の気持ちをまずは、市役所担当課の職員さん、地域の中核となる発達支援センターあすなろ学園の現場の職員さん、そして市の執行部の皆さんや市長、そして多くの皆さんに知っていただきたいと思い、文章を考えました。どうやったら伝わるか、何度も何度も読み直し、文章を書き直しました。
配信を見てくださったお母さん達からは、「宮内さんの一般質問を見ました。私たちが伝えたかったことの多くを組み取ってくださっていました。本当にありがとうございました。」と、お礼のメッセージをいただきました。
私がお会いしたお母さん達の100%全ての気持ちや要望を代弁できたかは自信がありませんが、ママ応援カフェの勉強会で出会った全てのお母さん達の気持ちを背負うつもりで、全力で一般質問をさせていただきました。
またこれで終わることなく、引き続き継続して行政に訴えていきたいと思います。またこの一般質問が少しでも課題の改善に繋がることを願っています。
一般質問の全文を書き起こしましたので、よろしければぜひご覧ください!!
👇質問と答弁の全文です!
件名1:「本市における障害のある子供等への支援について」
おはようございます。戸田の会の宮内です。
先ほどは小金澤議員からも「保育所等訪問支援」について質問がありました。その中では共感できる内容も多くありました。重なる部分も少しありますが、私は、主に未就学児への支援に焦点を当てて今回は質問させていただきたいと思います。
それでは、件名1:「本市における障害のある子供等への支援について」の一般質問を始めさせていただきます。
昨年6月の1年前の私の一般質問では、「戸田市における発達障害支援について」取り上げさせていただきました。その中では、発達障害と診断された人は日本で約48万1千人と推計されることや、国公私立小学校、中学校、高等学校で通級による指導を受けている児童生徒数は約13万4千人にのぼり、少子化が進むなかでも、発達障害の子どもは増え続けていることについて問題提起させていただきました。そして、発達障害は「子どもの問題」と見なされがちですが、社会に出てからも継続した支援が不可欠であり、子供から大人まで発達障害の方が増え続けている背景から、戸田市においても、「乳幼児期から高齢期までの切れ目のない支援」や「地域での相談体制」の重要性について訴えさせていただきました。
その一般質問から約1年が経過しましたが、今回の一般質問では、特に未就学児における支援に焦点を当てました。このような質問をするにあたって大きなきっかけとなったのは、戸田市や蕨市で、障害のあるお子様を育てるお母さんたちが集まる勉強会に参加させていただいたのがきっかけです。障害のあるお子さんを育てているお母さんたちの当事者が集まる会は、2か月に1回ほどのペースで勉強会を行っているそうですが、私も今年の1月から合計3回ほど参加させていただきました。参加者の中には、戸田市美女木にある、児童発達支援センター「あすなろ学園」に通っていたお母さんたちも多く参加していて、私も、これまでの3回の参加で出会った様々なお母さん達からは、障害のあるお子さんを育てる大変さ、行政の支援で課題と感じていること、当事者として本当に必要としている支援など、現場からは多くのご意見を伺いました。他にも、実際に、小中学校の特別支援学級やあすなろ学園の職員として働いた経験のある専門家の方も勉強会に参加していて、支援現場の課題などを伺うことができました。
3回の勉強会を通して、お母さんたちのお話を伺うなかで、あるお話が特に印象的でした。それは、子供が産まれてから、我が子に障害があると受け入れるまでの、母親の気持ちの変化についてです。まずは、①の段階(ショックを受けて混乱している状況)から始まり、②の段階(子供の障害に気が付き始めても認めたくない状態)、③の段階(怒りや悲しみを感じるうつ状態)、④の段階(前向きに障害に向き合おうとする努力期)、そして最後に⑤の段階(障害を受け入れて前向きになる時期)、と、①から⑤の段階を少しずつ進んでいく、お母さんの気持ちの変化について教えていただきました。しかしながら、お母さんが⑤の段階(障害を受け入れて前向きになる時期)に到達しても、家族や夫、両親や親戚、園の先生など、周囲からの理解が十分に得られないと、また①から⑤のサイクルを何度も繰り返す、とお話されていました。つまりは、一度は前向きになれたとしても、周囲からの理解が十分に得られないと、またお母さんの心の中では、様々な葛藤に苦しむ、ということを、実体験とともにお話されていました。
そのため、十分にお母さん、そして保護者の気持ちに寄り添える支援が、何よりも重要であると感じましたし、また、同じ悩みを持っているお母さんや保護者同士で、たくさん話し合うことが大切であると感じました。私が参加させていただいた勉強会でも、当事者同士で情報交換をしたり、育児のストレスを共有したり、過去の辛かった体験を打ち明けたりと、子育てをする上でとても重要な場所であると感じましたし、そういった場所が社会でももっと求められていると感じました。
また、現在の発達障害においては、「早期発見・早期療育」がもっとも大切と言われていますが、子育て現場からも、やはり、できるだけ早く診断を受けて、より早い段階で、より良い療育を受けたいという切実な声が、多くのお母さん達から聞かれました。子供の発達のための療育は、年齢が小さい時期ほど効果が高いと言われており、年齢に応じた適切な療育のタイミングも非常に重要であることが分かってきています。
脳の発達の観点から見ると、新生児の脳の重量は平均350グラムであり、2~3歳にかけて脳の重量は約3倍になるそうです。この急激な増加に伴い、神経と神経をつなぐネットワークは5歳にしてすでに完成してしまい、10歳を過ぎると成人の脳との差がなくなってくるそうです。この10歳という年齢は一つのポイントであり、それまで身に付いた言語や、非言語的なジェスチャーが、一生の基本となり、それ以後に習得するのは困難となる、という研究結果もあります。
このように、脳の発達の観点から見ても、未就学児の時期における早期療育は非常に重要な意味を持ち、療育を受けるために利用する「通所受給者証」と呼ばれる受給者証は、1日につき1回しか使えないため、1日1回の療育の機会を大切にしたい、とお母さんたちはお話されていました。それは親として、適切な時期に適切なタイミングで、子供の能力を少しでも伸ばしてあげられるように、1回1回の療育の機会を大切にしたい、という親の切なる願いでもあり、そのように思うのは親として最もだと思いますし、私も子供を持つ母として、大変理解できるものでした。
障害のあるお子さんを育てるお母さんたちにとって、子育て環境の選択肢としては、例えば、インクルーシブ教育の環境で、幼稚園や保育園に通わせながら、放課後や休日には民間療育に通わせるという選択肢や、保育園の特別支援保育に入園して手厚いケアを受けるという選択肢、児童発達支援センターや事業所に通う選択肢など、戸田市においても、さまざまな選択肢があります。
このように多様な選択肢がある中ですが、厳しい困難に直面した体験も聞きました。例えば、「市内のある幼稚園からは、障害があるという理由で入園を断られてしまった。」という悲しみの声や、「幼稚園には入園できたけれど、行事などにみんなと一緒に参加させてもらえずに、差別的な扱いを受けた。その結果、親子で辛い思いをして、その幼稚園を辞めてしまった。」というお母さんもいらっしゃいました。また「障害のことを話すと入園させてもらえないので、発達障害であることを隠して幼稚園に入園している人もいる。」というお話も伺いました。
そういった状況の中で、戸田市の幼稚園にはこだわらずに、もっと視野を広げて入園先を探した方もいました。発達障害に理解のある園長先生がいる幼稚園をさいたま市で見つけることができて、今は親子で充実した園生活を送ることができている、というお話も伺うことができ、勉強会で出会ったお母さん達からは、ひとつひとつの困難に直面しながらも、我が子に合った環境を探しながら、一歩一歩、頑張っていることを感じました。
戸田市の保育園では、以前から特別支援保育を実施しておりますが、今年4月入所から、特別支援保育の対象児童については、保育園の定員の一部を特別優先枠として、先行して利用調整を行うことを開始したと担当課から伺い、少しずつ、保育の環境もよくなっていると感じました。
そして4月には、戸田市美女木にある「発達支援センターあすなろ学園」を視察させていただきましたが、療育の実際の現場を見せていただき、職員さんともお話をさせていただく中で、施設を運営する大変さや、子供の安全を確保することの大変さ、動き回る子供達をおんぶに抱っこで療育されている職員の姿など、現場の職員の皆さんの努力も非常に感じられました。
親のニーズが多様化しており、保育園、幼稚園、民間の療育施設、発達支援センターなど、多岐にわたる選択肢がある中ですが、一番大切なことは、お母さんやお父さん、お子さんが、「そこを自ら選んで選択した」と思えることや、「ここで子供と一緒に頑張っていきたい」と、納得できることが大切ではないかと思いました。
障害のあるお子さんを育てる中では、療育に一緒に親が付き添ったり、子供の発達の成長に向けて家族と協力して取り組んでいく中で、心が折れそうになることや、困難に直面することも、本当に多いかと思います。だからこそ、自分たちが自ら選択して、納得できる場所に通うことが重要だと思いますし、そこでは、親の気持ちに十分に寄り添った支援や、専門的で質の高い支援および療育が受けられることも重要だと感じました。
このような背景を踏まえまして、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
件名1.本市における障害のある子供等への支援について
 (1)保育園における配慮を必要とする子供の受入れ状況や園生活について。
  ①保育園での配慮を必要とする子供の受入れ状況やその判断基準について。
  ②担当保育士を配置したことによる子供の保育の状況や園生活について。
  ③未就学児のインクルーシブ教育に対する本市の考え方について。
 (2)市内における児童発達支援の状況について。
  ①療育が必要だと判断された親子が児童発達支援センターにつながるまでの過程について。
  ②児童発達支援センターと事業所の違いについて。
  ③児童発達支援センター「あすなろ学園」について。
ご答弁をよろしくお願いいたします。
【答弁】
件名1、本市における障害のある子ども等への支援について(1)保育園における配慮を必要とする子どもの受入れ状況や園生活について、の①受入れ状況やその判断基準について、お答えいたします。本市では、配慮を必要とする児童が保育施設等に入所し、児童の成長と発達を推進させることを目的とした「特別支援保育」を実施しております。対象となる児童は、集団保育が可能であり、障がいの程度が軽度から中程度までで、日々通園できることが必要となります。配慮を必要とする児童の本市の受入れ状況については、令和 5 年 5 月 1 日現在、公立保育園で36名、民間保育園で53名、小規模保育事業所で 1 名の合計90名でございます。5年前の平成30年度41名と比較し、約2.2倍となっており、年々受け入れ人数が増加している状況です。また、特別支援保育の申込みのあった児童に対しては、大学教授や保健師等で構成する審査会議で、観察保育の内容、保護者への聴き取り内容、医療機関の診断書、福祉保健センターでの健診結果等を参考として、特別支援保育の利用の適否を判断しております。
次に、②担当保育士を配置したことによる子どもの保育の状況や園生活について、お答えいたします。特別支援保育では、配慮を必要とする児童1名又は2名に対し、1名の保育士を配置し、一人ひとりの発達過程に応じた配慮や援助を行うなど、丁寧な関わりができる体制を整えております。また、安全に配慮しながら、他の児童と同じ保育室で、楽しく日常生活を送れるような集団保育を心掛けております。
次に、③未就学児のインクルーシブ教育に対する本市の考え方について、お答えいたします。インクルーシブ保育につきましては、障がいがある児童もない児童も、同じ空間で安心して遊ぶことができるような環境を整備すること、また、その中で共に育ち合い、成長を促していくことができるように、一人ひとりの発達や気持ちに寄り添った保育を行っていくことが重要であると考えております。
次に(2)①についてお答えします。本市では、4か月、1歳、1歳8か月、3歳6か月の乳幼児健康診査において、それぞれ健診時の年齢の発達状況を確認する質問票の回答結果をもとに保健師が問診を行った後、最終的には、小児科医師の診察によって発達障害の可能性を判断しています。診査の結果、発達障害の可能性が高いと判断された場合や、経過観察を経て療育が必要と判断された場合は、専門医への受診や心理士による子ども相談を勧めるとともに、児童発達支援事業所や児童発達支援センター「あすなろ学園」の発達相談に案内しています。また、保護者からの相談や、保育園・幼稚園から情報提供を受けた場合においては、保健師がお子さんと面接を行い、保護者や保育園・幼稚園と検討したうえで、発達相談につなげています。
次に、②児童発達支援センターと事業所の違いについて、お答えいたします。児童発達支援センターと事業所は、児童福祉法に基づき基本的な療育を行うという点ではどちらも同じですが、事業所は、専らその事業所を利用する障害児やその家族に対する支援を行うのに対し、児童発達支援センターは、更に加えて、地域の障害児やその家族への相談支援や、障害児の在籍する保育所や学校等の施設への援助・助言を行う地域の中核的な療育支援施設です。現在、市内には、児童発達支援センターは、あすなろ学園1か所、児童発達支援事業所は、16か所ございます。
次に、③児童発達支援センター「あすなろ学園」について、お答えします。あすなろ学園は、昭和53年4月に児童福祉施設として運営を開始し、平成24年4月からは、児童発達支援センターとして運営を行っております。現在、あすなろ学園では、児童福祉法に基づく、児童発達支援、障害児相談支援、「保育所等訪問支援」のほか、地域支援として、電話や対面により、育児上の不安を抱えている保護者の相談に応じる「発達相談」、発達に課題のある2歳以上の幼児が保護者と一緒に通園し、親子の関係づくりを目的とした療育プログラムを行う「カンガルー通園」、学園の支援員が保育園や幼稚園を訪問し、発達上丁寧な関わりが必要な児童への支援方法や配慮等について、職員への助言を行う「巡回相談」などを実施しており、地域における中核的な支援機関として、大きな役割を果たしています。
ご答弁ありがとうございました。
それでは、順次、再質問をさせていただきます。
まず、(1)①の「特別支援保育」についてですが、特別支援保育の定員については、1 施設あたり 4 名となっていますが、対象者が増加傾向にある中で、定員増加は検討しているかどうか、お伺いいたします。
【答弁】特別支援保育の1施設あたりの定員については、対象児童の安全確保や保育士の配置状況等など、受け入れ体制を勘案し、検討する必要があると考えております。
ありがとうございます。保育士さんの不足など課題も多いかと思いますが、ぜひ、対象者の増加に合わせて、受け入れ人数も増やすことを検討していただけますように、よろしくお願いいたします。
続いて、(2)③の「保育所等訪問支援」について再質問いたします。あすなろ学園による「保育所等訪問支援」が小学校1年生まで拡大されたと聞きました。そこでお聞きしますが、実際には何校の小学校で、利用者が何人くらいいるのか教えてください。
【答弁】保育所等訪問支援につきましては、令和4年度の実績で、小学校4校で4人が利用しております。
小学校1年生まで利用が拡大されたことで、今後も未就学児から小学校入学への切れ目のない支援に繋げていただけますように、引き続き、支援をお願いいたします。
それでは次に、カンガルー通園について再質問いたします。カンガルー通園の利用実績について、実際の通園者の人数について教えてください。
【答弁】カンガルー通園につきましては、令和4年度の実績で、32人が利用しております。
カンガルー通園は、親子の関係づくりの場としての役割がありますが、カンガルー通園に通っていたお母さん達から伺ったお話の中では、保護者の悩みや発達の相談にも、もっと積極的に乗って欲しいとの要望の声もありました。カンガルー通園の目的は親子遊びを通した療育の場でもありますが、実際に利用したことのあるお母さん達からは、我が子になかなか診断が付かず、曖昧な時期が何か月も続き、その期間、不安を抱えながらカンガルー通園に通っていた、と話されていた方もいました。「早期発見・早期療育」に繋げるためには、積極的に職員さんから親子に関わって声をかけていただいたり、適切な専門家の方にも繋いでいただけますと、カンガルー通園に通われている保護者も安心するかと思いますので、ぜひ、要望とさせていただきます。
次に、巡回相談について再質問いたします。令和4年度の実績として、幼稚園と保育園へのそれぞれの巡回件数を教えてください。
【答弁】巡回相談につきましては、令和4年度の実績で、幼稚園が4園で19件、保育園は、公立、私立合わせて29園で115件、となっております。
ありがとうございました。ご答弁からは、幼稚園に比べて保育園への巡回相談の件数が、かなり多いという印象を受けます。しかしながら、発達に関しては、幼稚園でも保育園と同じように、子供への支援方法についてどのように対応して良いか悩んでいる先生方が同じくらいいらっしゃると思います。したがいまして、巡回相談は、幼稚園の先生方にとっても重要と考えます。今後は幼稚園からのリクエストも増えるように、幼稚園に対しても巡回相談のさらなる周知をしていただきまして、利用件数が保育園と同じくらいに増えていくことで、未就学児全体への偏りのない支援に繋がることを希望しますので、要望とさせていただきます。ぜひ、よろしくお願い致します。
最後の再質問となりますが、保護者からは、あすなろ学園にもっと専門職を配置してほしいという要望がありました。そこで、あすなろ学園の職員さんの保有資格には、どのようなものがあるか教えてください。
【答弁】あすなろ学園には、児童発達支援センターの設置基準として必要な職員の資格である、児童指導員、保育士、嘱託医に加え、非常勤の作業療法士が配置されております。
あすなろ学園に実際に通っていたお母さん達からは、「言語聴覚士」や「臨床心理士」などの専門職の方を、1か月に1回でもいいから配置して欲しいという声や、そういった専門職の方に、個別に相談に乗って欲しいという要望がありました。また、あすなろ学園に勤務経験のある専門職の方にもお会いしてお話を伺いましたが、その方からは、発達障害については社会での理解がまだまだ十分とは言えないことや、発達支援センターでは専門性の高い職員さんの配置がさらに必要ではないか、との見解もいただきました。
他の自治体も調査したところ、例えば、千葉県教育委員会では特別支援アドバイザーを配置していますが、選考実施要項を見ると、求める人物像として、幅広い教養と特別支援教育に関する高い専門性を有することが条件に挙げられており、応募資格にも、教員免許状を有するか、またはそれに相当する特別支援教育や心理臨床についての知識と技術を有する方、との記載があり、高い専門性が求められていることが分かります。
他にも、東京都板橋区でも特別支援アドバイザーを設置していますが、特別な支援を必要とする幼児や児童生徒について、会計年度任用職員6名を特別支援アドバイザーとして配置しています。職務としては、臨床心理の専門的な立場からの相談などがあり、任用の条件としては、臨床心理士、臨床発達心理士、公認心理士または学校心理士の資格を有する者、と「設置要綱」に記載されています。つまりは、板橋区の特別支援アドバイザーにおいても、心理士の資格を持つ高い専門性が求められていることが分かります。
他にも、広島県廿日市市(はつかいちし)でも、常駐型の特別支援教育アドバイザーが配置され、気になる児童・生徒への適切な支援方法について助言したりしています。
これらは一例でありますが、さまざまな自治体では、高度な専門性を有する資格のあるアドバイザーが常駐していて、公立幼稚園から小中学校まで、広く支援体制を整えていることが分かります。
繰り返しになりますが、戸田市においても、高度な専門性を持った職員さんの配置を求める声が挙がっており、戸田市の中核的な療育支援施設である発達支援センターにおいても、心理職などの専門家を配置するなどして、時代に合った質の高い療育や、「早期発見・早期療育」を求める保護者のニーズにも丁寧に答えていただけますように、ぜひ、よろしくお願いいたします。
これで、件名1の一般質問を終わらせていただきます。
宮内そうこ一般質問
Facebook
Twitter