【10月4日 戸田市の不登校支援について、戸田市教育委員会に講義いただきました】
こんにちは
今日は北区議会議員の駒崎美紀さんと、東京都北区で「不登校の親の会」の活動をされていらっしゃる女性の方と、戸田市の教育改革や戸田市の不登校支援である「戸田型オルタナティブ・プランについて」の講義や意見交換の機会をいただきました。
私もひとりの保護者として、これまでも戸田市の不登校支援への取り組みについては関心が高かったのですが、今日は教育長をはじめ、教育センターや担当課の職員さんからも、不登校支援にかける想いや、「戸田型オルタナティブ・プラン」を実現するにあたっての課題、現在も産官学の連携を活用しながら取り組んでいる新たな不登校支援について、直接お話を伺うことができまして、大変感動いたしました。
戸田市では、これまでの戸田市教育センターでの不登校支援教室「すてっぷ」や、中学校での「さわやか相談室」の他にも、新たに、埼玉県立戸田翔陽高校での「生徒支援教室いっぽ」や、市内小学校3校に新たに設置された「ぱれっとルーム」などが加わり、多様な学びの選択肢が市内にどんどん増えてきています。
中でも、特にこれから注目されているのが、自宅から一歩も外に出られない児童生徒のための居場所である「メタバース」がありますが、これは、NPO法人カタリバとの連携を行っており、家から出られないお子さんであっても、オンライン上での教育相談やオンラインでの学習支援が受けられるという新たな支援です。
「家から一歩も外に出られない子供たちのための支援」は、過去にはなかなか行き届いた支援ができなかったそうで、オンライン「メタバース」という発想に感銘を受けましたし、この「メタバース」での支援が始まることで、自宅にいながらもオンラインで手厚い支援が受けられるお子さんが増えることに、とてもありがたい支援だと思いました。
このような多様な学びの選択肢を用意するために大変な努力を続けてきた戸田市教育委員会の取り組みについては、北区議会議員の駒崎美紀議員も大変感銘を受けていました。
ぜひ多くの保護者に、戸田市の取り組む不登校支援である「戸田型オルタナティブ・プラン」について広く知っていただきたいと思いましたし、せっかくの良い支援があっても、それを保護者が知らないと利用できないので、私の周囲でも広めていきたいな、と思いました。
戸田市教育委員会の不登校支援への取り組みは全国からも注目されており、全国各地の自治体からの視察もとても多いそうです。今日は大変ご多忙の中、不登校支援の講義や意見交換の機会をいただきまして、本当にありがとうございました