August 29, 2022

宮内そうこ産後ケア

【一般質問は9月12日(月)の4人目に登壇予定です】

【一般質問は9月12日(月)の4人目に登壇予定です】テーマ:戸田市の産前産後支援について(妊娠や出産によって女性は「社会的弱者」となりやすく、社会的にも孤立しやすくなったり、様々なリスクと直面するが、行政としてできることは?)こんにちはいつもお読みくださりありがとうございます。このまえ一般質問通告書を提出して、9月12日(月)の4人目に登壇が決まりました。9月議会では「戸田市における産前産後支援について」取り上げますが、この妊娠や出産に関するテーマは、自分の経験からも思い入れがあり過ぎて、一般質問をする決意をするのにかなりの覚悟が要りました。正直なところ、産後の辛かった思い出も多く、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のように、忘れかけていた辛かったことを1つ1つ思い出すのが苦痛でもありました。現在では男女平等と言われて久しいですし、学校生活や社会に出てからも男女の性差を意識する場面は少なくなったけれど、妊娠や出産を通してはじめて、これでもかというほど男女の性差を強く認識しました。私自身も、結婚したら「いつか子供が欲しい」と思っていて、出産して赤ちゃんを抱っこするイメージはとてもフワフワとして、幸せでおめでたいイメージしか持っていませんでしたが、実際に妊娠や出産を経験してみると、もちろん命の誕生は家族にとって本当におめでたいことなのですが、女性は妊娠や出産を経て「社会的な立場が弱くなる」ということを強く実感しましたし、妊娠や出産を機に、さまざまな女性ならではの課題にも直面しました。妊娠中は「妊娠は病気じゃない」と言われ、つわりや体調の悪さをなかなか周囲に理解してもらえなかったり、出産後も仕事に復帰したくても保育所の空きがなかったり、なんとか仕事に復帰できても子供の体調不良で仕事を休まなければならなかったり、それが原因で仕事を辞めざるを得なかったりと、妊娠や出産では女性はさまざまなリスクにも遭遇します。そして「産後クライシス」という言葉も2012年にNHKのニュース番組で取り上げられて社会的な反響を呼びましたが、その言葉が意味するように、出産をきっかけに夫婦の仲が急激に悪くなってしまって、その後の長く続く結婚生活に影を落としたり、最終的には産後クライシスがきっかけで離婚に至ってしまう夫婦も少なくないのではないかと、身近なところからも実感として感じています。数年前にはイクメンという言葉も流行りましたし、「子育ては夫婦2人でするもの」という意識も若い世代になるにつれて少しずつ変わってきているように見えますが、実際には現代においても母親が多くの育児の負担を背負っているのが大多数のように思います。そして社会も、妊娠や出産は女性だけのものであり、母親の気合いや気概によってひとりで乗り切ることを期待しているように思います。また出産を機に、女性は社会的にも孤立しやすくなり、誰からもサポートを得られない環境によっては、産後うつになったり、子供への虐待に繋がってしまったり、いちばんの味方であるはずの配偶者の無理解によって精神的に追い詰められてしまったりと、産後の母親は育児そのものの大変さに加えて、本当に多くのことを一人で抱えるようになります。そして産後はなかなか友達にも会うことができなくなったりと、それまでのように人と会って悩みを打ち明けたり、人と話す機会も減りがちで、密室での孤独な子育てになりがちです。地域や社会全体で妊娠や出産や子育てを支えるために、まずは「妊娠や出産は母親だけのものではない」ということを社会全体で共有したり、行政としても、パパへの産前産後教室でママについての理解を深めてもらったり、産後の女性の実態について周知啓発することによって行政が社会に対して働きかけることの意義や影響は大きく、産前産後支援に関しては行政が今よりさらに一歩踏み込んだ取り組みができるのではないかと思い、議場で訴えさせていただきます。もしよかったら、ご意見などもお待ちしています1.戸田市における産前産後支援について (1)戸田市が行う産前産後支援の早めの周知について。 (2)産後クライシスについての周知啓発と事前予防策について。 (3)産後鬱やママの心のケアへの取組について。 (4)妊娠中や産後におけるママやパパの交流の場について。 (5)妊娠や出産は母親だけのものではなく、地域や社会全体で支えていくことへの意識啓発について。2.通学路の安全対策について (1)戸田南小学校の通学路でもある菖蒲川沿いの道路の白線について、消えかかっている白線や消えている白線があるが、今後の対策は。 (2)「通学路」の標識が古くなって見えにくくなっていたり、学校があることを表す「文」という路面表示が消えかけていたりする箇所もあるが、通学路の安全を守るための標識や表示について、今後の予定は。 (3)戸田南小学校の通学路でもあり、電話局通りに交差するSY-3水路について、水路の両脇に植栽があり、通学時間帯に通学する児童の通学班の列と自転車がぶつかりそうになって危ないという声や、道が狭いという声が保護者などから届いているが、両脇の植栽への対策は?

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