こんにちは
昨日まで続いた戸田市議会12月議会の一般質問において、私も3つのテーマで質問を行いました
ひとつ目のテーマとして「戸田市の化学物質過敏症・香害への対策について」取り上げました。
柔軟剤や芳香剤、洗剤などの香りで、頭痛や吐き気、めまいなどの体調不良が起きてしまう「香害」の問題は、「においの好みの問題」と思われがちですが、実際には学校や日常生活がつらくなる方もいます。
私自身もアレルギー体質の子どもを育てる中で、空気環境や化学物質の影響には悩んできました。
またママ友ともアレルギーの話題になることは多く、「子どもが柔軟剤の香りで気分が悪くなる」「カビやダニなど、空気環境の問題は相談先が分からない」そんな声も、これまで幾度となく耳にしてきました。
今回の質問では、香りを否定するのではなく、「香りを楽しむ人」と「香りで体調を崩す人」のどちらも大切にすることや、公共施設や学校・保育園・学童など、みんなが使う場所では、少しだけ香りの配慮を広げていくことの必要性をお伝えしました。
市からは、啓発ポスターの活用や、学校・保育園・学童での換気の徹底、「子どもがいる環境での洗剤や消臭剤の利用では、なるべく無香料、低刺激の物を選定する」など、前向きなご答弁もありました。
声に出しにくい困りごとだからこそ、行政と一緒に少しずつ改善していきたいと思います。
一般質問の全文も公開しますので、ぜひ最後までご覧ください。皆様のご意見もお待ちしています!
(宮内の質問内容と市の答弁を公開しています)
件名1:「本市における化学物質過敏症・香害への対策について」
おはようございます。戸田の会の宮内そうこです。
それでは、件名1:「本市における化学物質過敏症・香害への対策について」に入ります。
このテーマは平成30年に、戸田の会の佐藤議員も取り上げておりますが、そこから7年以上が経過しており、本日はさらに一歩進んだ観点から質問をさせていただきます。
近年、洗剤や柔軟剤、消臭剤、住宅の建材、たばこの煙など、身近にある化学物質によって、頭痛、倦怠感、吐き気、めまい、息苦しさなど体調不良を訴える方が増えており、いわゆる化学物質過敏症や香害と呼ばれる問題が、以前よりも認識されるようになりました。
これは一見すると、「個人的なにおいの好き嫌い」と受け取られがちですが、実際には、日常生活が難しくなるほど深刻な症状に悩む方も少なくありません。けれども、外からは見えない苦しみであるために、周囲からは理解されにくい、というのが、この問題の難しさです。
私自身も、人工的な強い香りが苦手であり、他人事とは思えません。先日、都内に新しくオープンしたカフェに入ったのですが、トイレに置いてあった消臭剤の匂いが、お店の中に充満しており、気分が悪くなり、すぐお店を出る、という出来事がありました。香りや匂いの感じ方は人それぞれですが、苦手な人にとっては体調不良に繋がることもあります。
また、私の子どものうちの一人もアレルギー体質であり、幼い頃は、新学期になるたびに蕁麻疹が出てしまい、何度も病院へ駆け込みました。子どもがアレルギー体質だから仕方がないと思っていましたが、いま振り返ってみると、特に長期休暇明けの教室などは、何日も空気が換気されておらず、ダニやほこり、化学物質など空気中の物質に反応してアレルギーが出たのだと思います。
子どものアレルギーの話題は、ママ友ともよく話すテーマですが、例えば「子どもが柔軟剤のにおいで気分が悪くなる」「空気中のアレルギーは、原因か一つに特定できないから、誰に相談していいかわからない」そんな声も耳にします。化学物質過敏症や香害と聞いても、特に問題のない方にとってはピンと来ないかもしれませんし、どちらかと言えば、これは多数派ではなく、マイノリティの苦しみであると感じます。
また、香りそのものを否定するつもりではなく、私も、お花の香りやアロマの香りに癒やされることもありますし、香りは人の心を豊かにしてくれる場面も多いからこそ、慎重に扱うべきテーマでもあります。今回の一般質問では、個人的に香りを楽しむことは否定せず、学校や保育園、公共バスや公共施設など、公の場では少しだけ周囲への配慮を広げるという視点から、市民のみなさまへの理解を広げ、行政の対策を一歩進めていただきたいと思っております。そして全国の自治体では、すでに社会的な課題として取り扱われ始めております。ここで参考資料をご覧ください。
まず、東京都世田谷区では、学校だよりや広報紙において「その香り、困っている人がいます」と明確に呼びかけています。学校の給食着や体操服などにも強い香りの柔軟剤を使用しないように呼びかけ、行政が香りへの理解を促しています。ちなみに戸田市の学校給食着においても、すでに10年以上も前から、香りの強い柔軟剤を使用しないように呼び掛けてくださっており、改めて感謝を申し上げます。
他にも北海道札幌市では、「香りのエチケット」ポスターを市が独自にデザインし、公共施設だけでなく、民間の店舗にも掲示できるように配布しています。
他にも愛媛県松山市では、化学物質過敏症の相談窓口の整備を進め、医療機関との連携も図っています。他にも紹介しきれないほどの事例があり、こうした取り組みを進める自治体が全国的に広がっています。さらに全国の市議会でも「香害から市民を守るための意見書」を提出する動きも広がっており、国へ働きかけている自治体も少なくありません。
そして国会でもこの問題は大きく取り上げられています。「香害をなくす議員の会」という国会議員によるグループも立ち上がっており、立憲民主党の高木まり議員は、2023年の決算委員会で香害問題を取り上げ、洗剤・柔軟剤メーカーに対し、香料成分の開示や低香料化、マイクロカプセルの安全性に関する要請を行いました。
ここで参考資料の左上をご覧いただきたいのですが、結果として、国の関係5省庁(消費者庁・厚労省・経産省・文科省・環境省)が連名で、「その香り、困っている人もいます」という啓発ポスターを制作し、全国へ配布するまでに至りました。
このことは、「香害は個人の好みの問題ではなく、社会的に対応が必要な健康課題である」ことを国が認識したということであり、国においても、「香害は個人の問題ではない」と扱ったことを示しています。
戸田市においても、学校、保育園、学童、市役所、公共バス、図書館など、市民が集まる公共空間が数多くあります。したがって少数派であっても、実際に苦しんでいる市民がいる以上は、戸田市においても対策が必要です。
ただし、香りを否定するのではなく、「香りが苦手な人であっても安心して過ごせる公共空間から整えていく」という配慮からスタートして、市役所や公共施設での周知ポスターの掲示や、香りのエチケット啓発、子どもが集まる施設での建材・洗剤・工作材料などの安全性の確保、換気の徹底、相談窓口の整備など、身近でできることから行い、この問題を知らなかった人にも知っていただくことが第一歩だと考えます。
特に子どもは身体が小さく、発達も未熟であるため、その影響を最も受けやすく、保育園・学校、学童などでは、建築材に含まれる化学物質や、保育園での洗剤、柔軟剤、おもちゃ、絵本など、子どもたちが触れるすべてのものに含まれる化学物質に対して、大人が配慮する必要があります。
これまでは、「うちの子はアレルギー体質だから仕方がない」「空気の問題なんて誰にも相談できないし、我慢するしかない」と考えられてきましたし、かつてはタバコの喫煙も同じでした。昔は、いたるところでタバコが吸われており、タバコを吸わない人たちも副流煙を吸わざるを得ない環境が当たり前でした。しかしながら、今では分煙が進み、タバコを吸わない人の健康も守られる環境になりつつあります。化学物質過敏症や香害の問題についても、今こそ市が真剣に取り組み、市民の皆さんが安心して過ごせる空気環境づくりを進めていただきたいと思います。
こうした背景を踏まえ、通告に従い一般質問をさせていただきます。
件名1:本市における化学物質過敏症・香害への対策について
近年、柔軟剤や芳香剤、洗剤、たばこの煙などの化学物質や香りによって、頭痛や倦怠感、吐き気などの体調不良を訴える人が増えている。いわゆる化学物質過敏症や香害と呼ばれる問題で、多くの自治体が対策を進めている。本市の取り組みについて伺う。
1.香害への周知啓発について
2.化学物質過敏症に関する相談体制について
3.学校での対策について
(1)学校施設における化学物質対策について
(2)換気体制と空気環境の管理について
(3)化学物質や香りに敏感な児童生徒への配慮について
4.保育園での対策について
(1)保育園施設における化学物質対策について
(2)換気体制と空気環境の管理について
(3)化学物質や香りに敏感な子どもへの配慮について
5.学童保育室での対策について
(1)換気体制と空気環境の管理について
(2)玩具・教材・工作材料の安全性について
(3)私立学童保育室を含む全体への周知・ガイドライン整備について
ご答弁をよろしくお願いいたします。
【環境課の答弁】
香りの問題、いわゆる香害につきましては、柔軟剤や芳香剤などに含まれる香り成分や化学物質が原因で、頭痛やめまいなどの体調不良を引き起こす場合があると言われている。ごく微量の化学物質でも症状が出る「化学物質過敏症」が背景にあることから、日常生活における香り製品が周囲へ影響を及ぼす可能性については、適切な配慮が必要とされているところである。そのため、本市では県が作成した啓発パンフレットを活用し、化学物質過敏症の基本的な仕組みや日常生活での注意点、身の回りの香り製品との付き合い方などについて、ホームページにおいて周知を行っている。
【福祉保健センターの答弁】
1.化学物質過敏症・香害について、(2)化学物質過敏症に関する相談体制について、相談実績と対応についてお答えします。
福祉保健センターでは、保健師、管理栄養士、歯科衛生士等の専門職による、健康上の悩みごと全般についての健康相談を実施しており、化学物質過敏症に関する相談につきましても、この健康相談においてご相談いただけます。健康相談全体としての相談実績につきましては、令和6年度59件、令和7年度は10月末現在で50件となっておりますが、これまでに化学物質過敏症に関する相談はないような状況でございます。化学物質過敏症に関する相談があった際には、症状や程度も様々で個人差があることや、他の疾患の可能性もあることから、状況をよく伺い、情報を整理しながら、相応する医療機関の受診を勧める等の対応をしてまいります。
【教育委員会の答弁】
1の(3)①学校施設における化学物質対策について、お答えいたします。
本市で実施している校舎の増改築工事につきましては、標準的な設計仕様として、化学物質の発生が少ない材料を使用するとともに、工事終了後には室内の空気測定検査を実施し、化学物質の濃度が基準値以下であることを確認しております。
また、日常管理におきましては、文部科学省の「学校環境衛生基準」に基づき、市内小・中学校の教室や特別教室の環境衛生の維持・改善を図るため、年1回、ホルムアルデヒド、トルエン等6種類の揮発性有機化合物について、空気環境測定を実施しております。実施体制については、教育委員会が委嘱している学校薬剤師が、学校と調整の上で検体を採取し、検査機関による分析を行っております。
次に、②換気体制と空気環境の管理について、お答えいたします。
学校現場においては、授業中や業間の時間帯においても、基本的な感染症対策と併せまして、空気が通りやすくするために、教室等の対角線にある窓を開けるなどの換気を実施しております。また、増改築工事により新設した校舎の教室では、24時間換気システムと呼ばれる機械換気設備を設置しており、常時換気が行われる仕組みとなっております。
次に、③学校現場における化学物質や香りに敏感な児童生徒の状況について、お答えいたします。現状において、化学物質過敏症の症状や香りに敏感な児童生徒からの具体的な相談や対応を行っている学校はございません。今後、児童生徒や保護者からの相談があった場合には、十分聞き取りした上で望ましい対応ができるよう、各学校に指導してまいります。
【保育幼稚園課の答弁】
(4)保育園での対策について、①保育園施設における化学物質対策について、お答えいたします。公立保育園において、実施している新築・改修工事につきましては、標準的な設計仕様として、化学物質の発生が少ない材料を使用するとともに、工事終了後には室内の空気測定検査を実施し、化学物質の濃度が基準値以下であることを確認しております。また、通常の保育運営におきましては、定期的な室内環境の検査は行っておりませんが、換気を定期的に行うことで空気環境の維持・管理を図っております。
次に、②換気体制と空気環境の管理について、お答えいたします。公立保育園での換気及び空気環境につきましては、空気清浄機や扇風機、換気扇の使用のほか、厚生労働省から発出されている「保育所における感染症対策のガイドライン」に基づき1時間に2回以上の換気を行うことで、感染症対策の実施とともに、化学物質や香りなどの室内への滞留を防止しております。また、換気設備の点検清掃につきましては、チェックリストに基づき、定期的に点検を行い、汚れがたまっていた際には清掃を実施しております。今後も、子ども達の健康維持のため換気や空気環境の管理に努めてまいります。
次に、③化学物質や香りに敏感な子供への配慮について、お答えいたします。公立保育園において、これまで化学物質や香りに関する相談等をいただいたことはございませんが、例えば、子どもや職員が保育活動の中で使用する文具や接着剤は、ホルムアルデヒドのほか、揮発性のある化学物質が含まれていないものを使用するとともに、園内では香りを発するような物品をできる限り使用しないなどの配慮を行っております。今後、化学物質が原因と思われる相談等を受けた場合には、原因究明や保育環境改善など、適切に対応していきたいと考えております。
【児童青少年課の答弁】
①換気体制と空気環境の管理についてお答えいたします。公立学童保育室では、職員の出勤時や掃除の時間などの際に定期的に換気を行っており、24時間換気機能が備わっている施設では、当該機能も活用しております。また、全学童保育室に空気清浄機を配置しており、換気と合わせて空気環境の管理を行っております。
次に、②玩具・教材・工作材料の安全性についてお答えいたします。学童保育室で使用する物品については、特段選定の基準を設けてはおりませんが、子どもの安全について、例えば工作の際には、油性ペンではなく、色鉛筆や水性ペンを用いたり、スプレーや塗料などの揮発性の高いものは、極力指導員が使用するなどの配慮を行っております。また、児童が使用する場合には、使用後に十分な換気を行っております。なお、これまで、トイレの芳香剤などの使用も含め、統一的な方針は設けておりませんでしたが、香料などの匂いにより体調不良を起こす児童がいる可能性を考慮し、今後は、可能な範囲で、無香料の物品の使用に努めてまいります。
次に、③私立学童保育室を含む全体への周知・ガイドライン整備についてお答えいたします。化学物質過敏症や香害については、国や県においても、特に学童保育室事業に関するガイドラインは定められておらず、また、市内学童保育室においても、これまでこれらの相談等が寄せられたことはないことから、現時点で、一定の基準やガイドラインを設けることは想定しておりません。しかしながら、議員ご指摘の化学物質や香りに敏感な児童がいる可能性を考慮し、民間学童保育室を含む学童保育室全体に対し、国や県の通知を元に化学物質過敏症及び香害への配慮を周知するとともに、換気の重要性についても、引き続き周知・啓発を図ってまいります。
ご答弁をありがとうございます。全ての施設で気を付けていただいていることが分かりましたし、学童においては、今後、可能な範囲で無香料の商品を使用してくださるとの答弁をいただきました。現代では、香りの強い商品も多くあり、無香料の商品を探すのはかえって大変な時代ですが、ぜひ、子どもに関わるものは、できるだけ無香料で低刺激の商品を使用していただけますよう、お願いいたします。それでは順次、再質問をさせていただきます。
【環境課への再質問1】ホームページだけでなく、ポスターやチラシといった、視覚的に市民に伝わりやすい方法で、周知啓発を進めていただきたいのですが、いかがでしょうか。
【環境課の答弁】 国が作成した分かりやすい啓発ポスターや資料が既に用意されていることから、これらを市ホームページに掲載し、必要に応じてダウンロードして活用いただけるようにする他、公共施設での掲示や市民への周知につなげてまいりたいと考えている。
【宮内のコメント】前向きなご答弁をありがとうございます。参考資料のように、ぜひ、ポスターなど視覚的に伝わるツールを使い、公共施設やトコバス・駅など多くの人の目に触れる場所で、周知していただけますようお願いいたします。
【教育委員会への再質問2】 続いて再質問を行います。学校の建材だけではなく、机や椅子、棚などの「学校備品」にも注意が必要です。低ホルムアルデヒド・低VOC製品の購入について、市のお考えはいかがでしょうか。
【教育委員会の答弁】家具・棚などをはじめとする学校備品につきましては、化学性物質が少ない製品が各メーカーの標準となっていることに加え、文部科学省が定める「学校環境衛生管理マニュアル」を参考としながら、選定を行っております。
【宮内のコメント】ありがとうございます。今後も安全な商品の購入をよろしくお願いいたします。
【教育委員会への再質問3】 続いて再質問を行います。床のワックスがけを行っている学校もあるかと思いますが、その実施時期を配慮していただくことは可能でしょうか。
【教育委員会の答弁】 床面へのワックスがけについては、建替等によりワックスがけの必要がない学校以外では、床を保護する目的で実施しております。実施に際しましては、長期休業中やその前日等に行うことで、児童生徒への影響が極力ないよう配慮しております。
【宮内のコメント】 中学校では、美化委員がワックスがけを行っている学校もあるようですが、「ワックスがけは、美化委員の仕事の中でもいちばん楽しい」という話も聞いております。子どもが自分たちの手でワックスがけを行うことは、教育的にも意義のある経験ですが、ぜひ、しっかりと換気をしていただき、例えば長期休みの前日に行っていただくなど、充分に配慮していただけますよう、お願いいたします。
【教育委員会への再質問4】 続いて再質問を行います。化学物質過敏症のお子さんに対応した教科書があると聞いております。そうした対応本の周知・利用実績と、学校における香害への啓発について、いかがでしょうか。
【教育委員会の答弁】 化学物質過敏症に対応した教科書の使用については、毎年度、各学校へ案内の通知を行っております。現状において使用している児童生徒はおりません。また、香りの配慮に関する啓発につきましては、埼玉県が作成した「県民向けパンフレット『化学物質と私たちのくらし2025』」や「『香りエチケット』の啓発について」を各学校へ周知しております。保護者に対しては、学校が作成する「保健だより」への掲載や校内でのポスター掲示など、各学校が工夫して啓発を行っております。
【宮内のコメント】 化学物質過敏症に対応した教科書があるということは、私も知りませんでしたので、ぜひ、必要としている家庭に広く知っていただけますよう、よろしくお願いいたします。
【保育幼稚園課への再質問5】 続いて再質問を行います。保育園では、シーツやタオルの洗濯ものなど、たくさんの洗濯ものがあると思います。その洗濯に使用する洗剤・柔軟剤の選定について、お伺いします。
【保育幼稚園課の答弁】 公立保育園において、タオルや衣類等を洗濯する際には、できる限り無添加の洗剤を使用することとしており、柔軟剤は使用しておりません。今後も低刺激のものを選定し、使用してまいります。
【宮内のコメント】 ありがとうございます。今後も無添加・無香料・低刺激のものを選定いただきますよう、お願いいたします。
【保育幼稚園課への再質問6】 続いて再質問を行います。保育園では、赤ちゃんや幼児向けのおもちゃ・絵本などが沢山置いてあると思いますが、保育用品の安全性についてお伺いします。
【保育幼稚園課の答弁】 公立保育園において、おもちゃや絵本などの保育用品を購入する際には、保育用品販売業者のカタログにより素材や大きさ、化学物質等を確認しており、一定の安全基準に合格したものや、同等の安全性を有した物品を購入するよう努めております。
【宮内のコメント】 引き続き、一定基準を満たした安全なものを購入していただけますよう、よろしくお願いいたします。
【保育幼稚園課への再質問7 】 続いて再質問を行います。私立保育園を含む全体への周知・ガイドライン整備について、お伺いします。
【保育幼稚園課の答弁】化学物質過敏症や香害における対策につきましては、国や県においても、特に保育園に関するガイドラインは定められておらず、また、公立保育園においても、これまでこれらの相談等が寄せられたことはないことから、現時点で、一定の基準やガイドラインを設けることは想定しておりません。しかしながら、化学物質過敏症及び香害への配慮が必要であることから、国や県の通知を元に、民間保育所を含む保育施設全体に対し、周知・啓発を図ってまいります。
【宮内のコメント】 公立保育園だけではなく、民間保育園においても一定の基準を満たしていただけますよう、施設全体での地道な取組をよろしくお願いいたします。
【宮内のコメント】 それでは最後のまとめに入ります。化学物質過敏症や香害の問題は、初めて耳にされた方にとっては、「本当にそこまで辛い人がいるのだろうか」と、ピンと来ない部分もあるかもしれません。それだけ、この問題は個人差が大きいため、周囲からは理解されにくいテーマでもあります。
しかしながら実際には、苦しんでいる人は確かに一定数、存在しています。つまり、行政には声が届いていないからといって、この困りごとが存在しないこととはイコールではありません。行政や議会こそが、このような「声にならない困りごと」を見逃さないことが大切です。
「香りを楽しむ人の自由」と、「香りで苦しむ人の健康」のどちらも守られるべきであり、その入り口として、まずは皆さんに「この問題を知ってもらうこと」だと思います。
戸田市は、これまでも、教育、子育て、福祉の分野で全国的に誇れる取り組みを進めてきた街です。だからこそ、見えにくいけれど確実に存在するこの問題についても前向きに取り組んでいただき、今よりさらに一歩、戸田市が対策を進めていただくことをお願い申し上げまして、件名1の質問を終わります。